◼️「DEATH NOTE デスノート」(2003年・日本)
監督=金子修介
主演=藤原竜也 松山ケンイチ 鹿賀丈史 香椎由宇
人気コミックの実写版。原作未読なので、映画の再現度やストーリーの改変がどの程度なのかはわからない。そんな僕が他の作品と比べたりすることなしに、ストーリーに集中できていた。他のことを考える余裕を与えないのは、エンターテイメントとしてはよくできているってことじゃないのだろか。
死神のノートを手にしてしまった主人公が、法が裁けない悪人を次々と殺害する。何においてもそうだけど、度を越した"力"を手にすると人間は狂っていく。その過程は痛々しいけれど、藤原竜也の怪演は十二分の説得力を持っている。そして"L"を演ずる松山ケンイチの圧倒的な存在感。松山ケンイチはなーんか苦手なんだけど、この特異なキャラクターを感情を抑えて演じきるのは確かに凄い。有名どころのキャスティングも楽しいが、この二人の対決あっての面白さ。
クライマックスの舞台となる美術館は、磯崎新設計による北九州市立美術館。香椎由宇が電話をかける池のある回廊、夜神月とLが初めて出会う階段の場面もこの建物である。
死神のノートを手にしてしまった主人公が、法が裁けない悪人を次々と殺害する。何においてもそうだけど、度を越した"力"を手にすると人間は狂っていく。その過程は痛々しいけれど、藤原竜也の怪演は十二分の説得力を持っている。そして"L"を演ずる松山ケンイチの圧倒的な存在感。松山ケンイチはなーんか苦手なんだけど、この特異なキャラクターを感情を抑えて演じきるのは確かに凄い。有名どころのキャスティングも楽しいが、この二人の対決あっての面白さ。
クライマックスの舞台となる美術館は、磯崎新設計による北九州市立美術館。香椎由宇が電話をかける池のある回廊、夜神月とLが初めて出会う階段の場面もこの建物である。