
去年11月に急性脳梗塞で倒れ、多分復帰は無理だろうと思っていたが、きょう、日本サッカー協会アドバイザーの就任記者会見で元気な姿を見せた。
夕方のテレビニュースで、オシムの復帰した身体(監督時代に比べ、顔をはじめ身体全体が細くなって、声も幾分小さく感じたが杖は使わず喋りはスムーズ)を見て、安心するとともに、奇跡的な復活に安堵した。
そして、何よりも嬉しかったのは「別の方法で日本サッカーに前向きな変化を与えたい」と情熱と意欲を語った。
足取りはしっかりしていて会見場に現れたとき、じっとテレビに見入っていた。会見では、相変わらずオシム節が健在で、身ぶり手ぶりを交えながら冗談も飛び出していた。順調な回復ぶりで安心した。
オシム氏は、サッカーに大いなるパッションを発揮していたが、病気になってもそれは衰えず、相変わらず、『考えて走るサッカー』を強調していた。
日本代表監督の岡ちゃん(岡田武史氏)も頑張っている。オシムさんがサッカーの本場に居を構え、ヨーロッパの最新情報を届けてくれる。
それを参考に日本代表選手が羽ばたいていく。
次のワールドカップ予選がまた楽しみになってきた。
