ハナ金の夕方、市内電車で家路につく。
夕方なので電車の中は中高校生やOL、サラリーマンなどさまざまだ。
1両編成の電車、後方の席は制服を着た高校生が陣取り、ほとんどが埋まっていた。
では前方はというと、詰めて座ればまだまだ立っている人が少なくなるのに・・・・と感じながら吊り革を持って立っていた。
前方寄り座席の中央部、年齢にして20代初めかな?座席にスーパーで買った食料品、衣料らしきものが入っている大きな紙袋をシートの上に置き、友人らしき人と携帯電話で話している。それも遠慮がちではなく、電車の中全体に響くような声で話し続けていた。
今どき、こんな女性は珍しい。よほど肝っ玉が坐っているのか?それとも電車内のマナーを全く知らないのか!
そうこうしていると、その女性は多くの荷物を取り上げ電車から降りて行った。
個人的にはこの娘に注意しようか?と迷ったが、結局、注意はしなかった。
『キレル』可能性が高そうだったし、傘を持っていたので、刺されるとなんて、オーバーな想像をしてしまった。
わずかなのか、長いのか 5分余りの出来事だった。
このような人は、そんなにはいないと思うが、自己中心の最たるものだ。
普段、この市内電車では、そういう人は全く見かけないので、私にとっては大変珍しい光景だった。
最低限のマナーとルールは守るようにしたい。