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マニフェスト第1弾

2010年02月03日 | Weblog

節分を前にきのう、高速道路の無料化路線が発表された。

日本地図で、発表された無料化路線を見ていて先ず思ったのは、主に、過疎地域への高速道路だった。

私が住んでいる地域で無料化される高速道路も、片側1車線の(対面通行)路線で、地域振興という意味では有り難いと思った。しかし、県内でも、自然が残る地域への車乗り入れは環境破壊の速度を速める結果にならないだろうかなどとも考え、複雑な気分になった。

一般道路が税金で賄われるのに対して、高速道路は、車利用者の負担で賄われていて、無料化は一般道路化されるわけだから、私たちの税金で道路建設費を賄うということに変わるわけだ。

今の高速道路は現状では、車両の通行量が多くならないと元は取れない(ペイできない)わけで、これまでのシステムが問い直されそうだ。

無料化される高速道の利用者は、一般車両だけではなく、当然、流通業者にも恩恵が出てくる。流通コストが下がることによって、我々の生活に反映されるだろうとプラス面だけを強調すれば、無料化の大義名分は成り立つが、メリットだけではなく交通渋滞や交通事故の増加などマイナス面もあることを忘れないようにしないといけない。

前原国交相は、発表で『社会実験』ということを強調していたが、地域活性化につながる実験が成功することを祈る。

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