民主党の小沢幹事長問題で、検察は不起訴の方針を固めた（３日午後１１時現在）とのニュースがマスコミから伝わってきている。
検察は首脳会議を開き、不起訴と決めたようだが『なぜ不起訴処分にしたのか』よく見えてこない。今回はこれだけマスコミを通じていろいろなことが表面化してきたわけだから検察としても説明責任はあると思う。
検察としては１００％有罪とわかっていないと起訴はしないだろうという。しかし、これだけ『お騒がせ』してしまったわけだから小沢さんも、より細かい説明を私たちにする必要があるだろう。
小沢さんの秘書だった石川容疑者、秘書の大久保容疑者、元私設秘書池田容疑者の３人は、拘置期限が切れる４日に起訴されるだろうという情報が流れているが、過去に疑わしきもの（国会議員）が逮捕されずに、秘書の犯罪になってしまったことが何回あっただろうか。
我々には縁遠い巨額の金が動いている上、税金が政党交付金として各党に交付されているわけだから、きっちり報告していただかないと納得しないだろう。
『白でもなく、黒でもないグレーだから、きっちり国会で釈明しなければならない。その責任は小沢さんにある』と話していた野党議員がいたが、煙に包むような一方的な話、核心をぼかす話では通用しない時代に入っていることを国会議員全員が解って、『政治とカネ』の問題をよりクリーンにしていって欲しいものである。
