6月も半ば。そろそろ、この夏の計画を立てている人もいるのではないだろうか。
今年の夏は節電、節電と叫ばれていて、企業は従業員に長期休暇を取らせ、会社内の電気代を節約しようと躍起だ。
福島第一原発事故で、最初は東電管内だけかと思っていたら他の電力会社も東電に追随し、どうも『節電』はこの夏の合言葉になりそうだ。
それにしても、あまりにも急に節電の話しが広まりすぎだ。東電の原発が運転停止になるとそんなに全国に波及するものなのだろうか。十分すぎるほど電力はあるはずだ。
各電力会社は「電力不足」について、きちんと利用者に説明する責任がある。きちんと説明しないから大阪府橋下知事が“吼える”のであろう。消費者に対し、具体的にこれこれの理由で不足するのでという細かい説明がない。言ってみれば、『便乗値上げ』ならぬ『便乗節電協力』のようなものだ。わが国の電力には余裕があったはずなのに・・・一体どういうことだろうか?
我が家では、数年前から省エネの電灯に交換(LEDはまだまだ高いからその前の蛍光灯類に交換)し、できる限り節電に努めているのだが、これ以上は予算の関係もあってできない。
早く勤務先から帰って、早く夕食を済ませ早く眠ることをしない限り無理だ。
今回、電力会社から企業に要請し、企業は節約になるから丁度よい・・・と考え協力体制を敷いているようだけど、従業員がいなければ生産力を上げることも出来ない。電気(力)中心の社会になっていて、それはないでしょう!
(続)