きのうに続き、日本列島はきょうも厳しい暑さとなった。青空が広がり梅雨明けを思わせたが、気象台から『梅雨明け』の発表はなかった。
太平洋高気圧が日本付近を覆い、梅雨前線が朝鮮半島北部まで北上し、6月にしては去年の猛暑を思い出させる真夏の暑さだ。
東京では朝から熱中症とみられる女子生徒16人が救急搬送されたニュースがテレビで放送されていた。朝から30度を越す気温なのに、体育祭をしていたというのも、学校側が暑さを甘く見たからではないだろうか。やはり、自然は時として牙をむく。
30度を超すと『真夏日』、35度を越えると『猛暑日』ということだ。
冷房温度が高いものだから、なるべく涼しいところを求めている暑さに弱い自分に、気付いた。若いときは炎天下でも“へっちゃら”だったのに、習慣というのは怖いものだと、改めて感じた。
NNN24によると、『山梨県の甲州市勝沼で38.5℃、甲府で38.1℃を観測』したという。また、『東京都心の最高気温は35.1℃で、統計開始以来3番目に早い猛暑日となった』とのこと。
心配なのは東京電力の電力不足・・・http://www.tepco.co.jp/forecast/index-j.html で確認してみて・・・。
電力会社は、きょうも5社が株主総会を開催し、『脱原発』の熱い議論が延々と続いたようだ。しかし、原発を廃炉にするとか、縮小するなどの意見は通らなかった。
一度、甘い汁を吸うと、軌道修正はなかなか大変だが、福島第一原発やチェルノブイリ、スリーマイルの事故を教訓にしていないと、地球最後の日も遠くなさそうな被害妄想に陥ってしまう瞬間がある。