自宅から歩いて20分ほどの場所、田植えが終わった田んぼの中に花畑がある。
写真で紹介するのはごく一部分でしかないのだが、600平方mほどの畑の中央部分に縦一列に赤、白、ピンク、イエロー、ブルーなどの花が咲き、何種類あるのだろうか、それぞれの花が競うように咲いている。
なぜここに花畑が存在するのだろうか?以前から気になっていたのだが・・・
Q「すばらしいですねぇ〜こんなにたくさんの花が咲き誇っていて・・・」
A「これまでは田んぼでコメを作っていたんじゃけど、家を建てるので残りの土地を畑にしてしまったら、手入れが大変で・・・・すぐ雑草が生えてきて、田んぼでコメを作っていた方が楽だったのよ」
Q「そうですか、花は何種類ぐらいあるのですか?」
A「数えたことがないから分からないんよ。知り合いがいろいろ珍しいのを持って来てくれるので、植えていたらこんなになってしまったんよ」
「今年は早くもコスモスが咲き始めているんよ〜、雨が多いからだろうか?」
雑草取りの手を休め元気に答えてくれたのは70歳近くの女性。雨が上がった時間を利用して明るく答えてくれた。
米作農家がどんどん減少している日本で、空き地が増えてきている。
米作も大変だが、花畑にしての手入れはそれ以上に手間がかかることがひしひしと伝わって来る瞬間だった。
季節季節でいろどりがどんどん変わるこの花畑、週1回は訪れてみたい場所になった。