白い皮(花弁)を破って登場!“南天”に白と黄色い花が出て来た。
南天は『難を転じる』に通じることから、江戸時代から”鬼門”や”裏鬼門”に植えられ縁起の良いものとされてきた(俗信とされているが・・・)
実は赤くて丸いものや、白っぽいものをたまに見かける。
ナンテンは緑の葉っぱと赤または白の実のコントラストがとてもマッチしている。活け花などでは実が長持ちし、最後まで枝に残っていて、生命力が旺盛だといえる。
秋から冬にかけ、赤い実を沢山つけるナンテンを、正月の生け花などで飾り物としてディスプレーする風習もまだ健在のようだ。この時期、赤い実を付けたナンテンはほとんどなく、変わって白い花がイキイキと咲き誇る。
去年11月に撮ったナンテン、赤い実に葉がつやつやとしている。
白い花がお好きな方も多いと思われるが、赤い実をいっぱい付けたナンテンの方がスタンダードなような気がする。
ところで、『酒席に最後まで残って飲み続け、なかなか席を立とうとしない人々のことを「ナンテン組」ということを数年前、スナックのママさんから聞いたことがあるが、いまはどうなんだろう?。久しく酒席に出ていないので不明なのだが・・・。