夏の花壇を彩る花のスタンダードナンバーと言えば・・・グラジオラスが挙げられる。
すらりと伸びた花、剣(つるぎ)のような形の葉が特徴で、聞きかじりだが、ラテン語では『小さい剣』とかいわれるそうだ。
先日、通りすがりに声をかけてくれた奥様が、”あと1週間から10日もすれば満開になって咲き競うから・・・”ということだったので、植えていると思われる畑の近くまで行ってみた。奥様にはお会いできなかったが・・・
これは壮観だ!縦約50m、横10mあまりの休耕田に3000株あまりのグラジオラスが所狭しとばかりに咲き競っていた。色とりどりの花が美しい‼
横向きに整然と並んで次々に咲き上がる様子は壮大というしかない。
一方、オレンジ色の花をつける『ノウゼンカズラ』。この木の高さは7mあまりあるだろうか、ツルがどんどん伸びて木の枝に絡みつき、全体がオレンジ色になっていて、これも凄い!驚いた。
ただ天気がすぐれないうえ、スマホデジカメの望遠が限界で上の方がはっきり写っていない。
ノウゼンカズラは漢字で『凌霄花』と書く。『凌』は”しのぐ”、『霄』は”空”の意味がある。ツルが木にまといつき、天空を凌ぐほど高く登るということからこの名がついたというのも納得できる。