待ちに待ったというか、漸くというか・・・九州北部、近畿、中国、四国地方で『梅雨入り』の発表が気象庁からあった。1951年の統計開始以来、最も遅い記録を更新したとのこと。
今後、熱帯低気圧が南から接近していて、急な強い雨や落雷に注意が必要と気象台は呼びかけている。
ところで、梅雨といえばこの花、『クチナシ』だ。梅雨時に大型で純白の花を咲かせ、香りが強い。
よく行く公園には南側のスタンドからの遊歩道を下っていると、濃緑の葉の中にホワイトの花が多く咲いている光景を目にする。
NHK出版、”みんなの趣味の園芸”によると、クチナシにはコクチナシ、マルバクチナシ、ヤエクチナシといった品種があるという。
口が開かないことからこの日本名がつけられたとされている。庭木としてよく栽培されているクチナシで大型の花を咲かせ八重咲きのヤエクチナシは実を付けないとされている。
クチナシは、春のジンチョウゲ、秋のキンモクセイとともに香りを楽しむ花木の代表と言われているが、きょう公園で見た花は、そんなに強く重い香りではなかった。私の鼻は左側が少し蓄膿気味。。。(笑)
クチナシのすぐそばには、アジサイも植栽されている。雨が少なくやや疲れ気味だが、梅雨を代表する花が仲良く雨滴を葉に乗せていた。