今年の春もそうだった。真紅の花を付け、美しく輝くように咲き誇っていた。やはりバラ科の木だけある。花に品が感じられる。(後ろはツワブキの花)
今週に入って、その、木瓜の木に、紅い花が一輪、二輪と花を付け始めた。玄関先に植えている寒木瓜(カンボケ)の花が咲き始めたのだ。
ここの寒木瓜は木の高さが約60㎝程、いわゆる小木だ。春にも花をつけていたのが記憶にある。
洗濯物を取り込んでいた奥様がいたので話し掛けた。
最初は鉢植えだったが、数年前に玄関先の門柱横に地植えにしたとのこと。
別にピンクや白の花が咲く寒木瓜の木は、もう50年以上経っているが、まだまだ元気で、毎年、赤とは別に長生きしているとのこと。
紅い花が咲いた木には、花と同時に黄色の実が付いていた。
ボケ(木瓜)は、春に赤や白の花を咲かせるが、平安時代ごろから日本人に親しまれているという。
この木に花が咲き始めると冬が近いと、私と同じ年代の奥様は話していた。