はたして今、内閣不信任案を提出するのが良いのか悪いのか?
昨日あたりから政局が騒がしくなっている。
きょうから6月、『衣替え』の季節になった。政治にも衣替えは必要だとは思うが、今はそんなことをするときではないと思う。
それにしても党首討論を聴いていて谷垣総裁が1オクターブ高い声で『あなたが辞めないといけない』と吼える。菅総理は、訂正をしたものの谷垣総裁を谷垣総理と間違えてしまったりし、中身のない討論だったように思える。
永田町は一体どうなっているのだろうか。完全に国民不在の政治になってしまっている。この状況を操っているのはひょっとして??
小沢元代表も画面に登場し菅政権の批判をイキイキと述べていたが、やはりこの人、自分のことを中心に『壊し屋』として“最後のご奉公”をしているのだろうか?『有言実行』だとか『国民の生活が第一』だとかかっこいいことは言うが、政治を楽しんでいるとしか思えない。また、起訴されていることを忘れているかのような態度で現政局批判を声を大にして語っているが、子供に対してこの様子をどう説明したらよいのだろうか・・・・
夕方、自民・公明・立ちあがれ日本が内閣不信任案を提出し、明日午後に衆院で投票されるが、今、攻防が水面下でも続けられ、民主党内の造反組みが何人出てくるだろうか・・・?
被災地の方々はこの政局をどのように見ているのだろうか?共同通信記事にあった。以下抜粋)
『衆院に提出された内閣不信任決議案。東日本大震災の復興や原発事故の収束など、課題が山積する中で混迷を深める政治に、被災地や避難住民からは「争っている場合か」「被災者のことを考えているのか」と憤る声が相次いだ。津波で長男が亡くなり、岩手県大槌町の体育館で夫と避難生活を送る主婦(62)は「被災者同士も助け合っているのだから、与野党も復興に向けて協力すべきだ」と話した。』(共同通信)
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内閣不信任案に賛成した議員は、いずれ党内処分が下されると思うが、民主党内が大いにガタガタし、国民は本性見たりと、ますます政治離れに拍車をかけることだろう。