新年あけましておめでとうございます。本ねん、2023年も
古民家ギャラリーうした+古本カフェをお願いいたします。
七日から営業をいたしたしたいと思っています。
本ねんもビシバシと書評めいたものを致してまいりたいと思います。
一発目は、藤原新也氏の願わない手を合わせる、です。
文春文庫 2003年
人は、食べ、食べ続け、食べ続けた末に死んでゆく。なにを為すのか、それは、
自分次第だ。ただ生き、死んで行くだけが人間だとしても、何かを残そうとす
るのも人間だ。
祈りは、ときに、邪魔になる。なにかを願うということを捨て、ただ無心に
手を合わせる。この祈りの姿こそが祈りというものの本来の姿と認識し、この
言葉に刻み込む。
兄を亡くし、それは凄惨な死だったというが、そのことがキッカケで、そのよう
な祈りの境地に達した藤原氏。
ぼくは瞑想を毎日しているが、無になることは難しい。いや、意外とぼくは無に
なりやすい体質なのかもしれない。あっ、なにも考えていないってことか? も
しかして、バカなのかも、チーン。
(読了日 2022年 12・4 7:21)
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