本日、。
切り立ちこめる標高700mの長野県安曇野市で、11月の自然菜園(入門・実践合同)スクールを開催しました。
これまでに3回切り返した自然堆肥(畑の畦草、麦わら、モミガラ、米ぬかなど)を発酵させた堆肥もすっかり小さくなってしっとりとしてきました。
あと2回切り返したら、熟成させ来年から完熟した自然堆肥を畝立て、クラツキなど、教室で実際に使用しようと思っております。
自然堆肥造りは、正直手間がかかります。
手作り味噌のようなもので、自分で作るので、失敗しやすかったり、手間がかかったり、正直購入した方が早いと思われがちですが、
地域の有機物(土着菌も)を利用する点と、安全性の高い植物性の材料を使って堆肥造りするので、買えない高品質な堆肥ができます。
いきなり本を片手に造るのは難しくても、スクールで実際に造る体験をしておくと、身体で覚えてしまうので、
ポイントを押さえればその後自分たちでも再現して作ることができます。
全体の5%位の米ぬかをまぶしながら、乾いた部分に水をかけて補いながら切り返すと、失敗しにくくなります。
生徒さんも2回目の切り返しということもあり、段々切り返し積み上げるコツを覚えてきました。
今回は、寒くなってきたこともあり、先月収穫して熟成させておいたサツマイモをクン炭を焼きながら、同時に焼き芋にするコツも実践しました。
クン炭作りは、それ自体でも楽しいのですが、焼き芋やモミ酢作りも加わると、一石二鳥と楽しみ倍増です。
サツマイモは、良く洗い、焦げないように、濡れた新聞紙で包んでからアルミホイルで包む方法で、皮まで美味しく焼いていきます。
クン炭の焼き方は、いろいろありますが、短時間で3種類のクン炭を焼き分けるコツを実践しました。
種火が一番大切なので、最大火力になるちょっと手前になったら、
クン炭煙突を載せ、煙突から出る煙で、ワラや紙が焦げるまでしっかり空焼きし、
風上から空気が入りやすいように気をつけながら、もみを重ねていきます。
クン炭のクン炭たるゆえんは、鉄板の際で燻されてできていくモミの炭化です。
今回は、サツマイモを籾の間に重ねて芋も一緒に焼いていきます。
クン炭を焼き始めて、煙突から白い煙が出続けていたら、種火が消えずにしっかり火が燃え続けている証拠です。
クン炭を焼いている間に、
蕎麦の跡地の小麦の麦踏み
本科生(菜園区画つきスクール生)の個人指導。
今月のテーマは、秋野菜の美味しい収穫のタイミング、収穫の仕方、今年の反省、来年の春までにどのようなお世話ができて、
来年の菜園プランに活かせるかを自然観察を通じて学んでいきます。
私の場合、もみ殻は一度に積んでいくのではなく、どんどん加えていく方法をとっております。
最初から大きな山にすると、なかなか時間がかかってしまいますが、
ある程度焼けてきたタイミングで、クン炭煙突と焼けたクン炭の間に写真のようにもみ殻をサンドしていくととても早く焼くことができます。
ニンジン芋
上がパープルスイートロード、
下が、紅はるか
黄金千貫
低温長時間加熱と炭の遠赤外線のW効果で、3時間で270ℓのもみ殻と超おいしい焼き芋が同時に焼けました。
焼けたクン炭は、たっぷりの水(今回50ℓ以上)でしっかり水浸しになるように火を消し、灰(あく)を洗い流し、鎮圧して飛ばないように鎮火させて一晩以上置いてからしまいます。
焼き立ての煙くさいクン炭を堆肥の表面に撒くことで、冬の間ネズミの巣にならないようにします。
絨毯と薄いブルーシートで堆肥を保温し、再発酵を促します。
残すところあと1回で今年の自然菜園スクールも終わりになります。
雑誌や書籍でいろいろ伝えていても、伝えきれないことがたくさんあり、また実際に目で見て体験することで、頭だけでなく五感をフルに使って野菜と向き合えるのがスクールの特徴ともいえます。
来年度の自然菜園スクール2017は、より分かりやすく、より実践的にバージョンアップの予定なので、お楽しみにしていてくださいね。
ホームページから、12月末頃から募集を始める予定です。
2016年内容充実で、
『無農薬・自然菜園入門講座』が第一水曜日長野市城山公民館で18:30~21:30までスタートしています。
、城山公民館での「これならできる!自然菜園入門講座」講座が開催です。毎月の野菜と土づくりのテーマで質問時間もたっぷりあるので是非お越しください。
来月は12/7(水)は、18:30~長野市城山公民館で自然菜園講座です。
・冬の土づくり/米ぬか、クン炭づくり
・無農薬野菜の種や品種の選び方など
切り立ちこめる標高700mの長野県安曇野市で、11月の自然菜園(入門・実践合同)スクールを開催しました。
これまでに3回切り返した自然堆肥(畑の畦草、麦わら、モミガラ、米ぬかなど)を発酵させた堆肥もすっかり小さくなってしっとりとしてきました。
あと2回切り返したら、熟成させ来年から完熟した自然堆肥を畝立て、クラツキなど、教室で実際に使用しようと思っております。
自然堆肥造りは、正直手間がかかります。
手作り味噌のようなもので、自分で作るので、失敗しやすかったり、手間がかかったり、正直購入した方が早いと思われがちですが、
地域の有機物(土着菌も)を利用する点と、安全性の高い植物性の材料を使って堆肥造りするので、買えない高品質な堆肥ができます。
いきなり本を片手に造るのは難しくても、スクールで実際に造る体験をしておくと、身体で覚えてしまうので、
ポイントを押さえればその後自分たちでも再現して作ることができます。
全体の5%位の米ぬかをまぶしながら、乾いた部分に水をかけて補いながら切り返すと、失敗しにくくなります。
生徒さんも2回目の切り返しということもあり、段々切り返し積み上げるコツを覚えてきました。
今回は、寒くなってきたこともあり、先月収穫して熟成させておいたサツマイモをクン炭を焼きながら、同時に焼き芋にするコツも実践しました。
クン炭作りは、それ自体でも楽しいのですが、焼き芋やモミ酢作りも加わると、一石二鳥と楽しみ倍増です。
サツマイモは、良く洗い、焦げないように、濡れた新聞紙で包んでからアルミホイルで包む方法で、皮まで美味しく焼いていきます。
クン炭の焼き方は、いろいろありますが、短時間で3種類のクン炭を焼き分けるコツを実践しました。
種火が一番大切なので、最大火力になるちょっと手前になったら、
クン炭煙突を載せ、煙突から出る煙で、ワラや紙が焦げるまでしっかり空焼きし、
風上から空気が入りやすいように気をつけながら、もみを重ねていきます。
クン炭のクン炭たるゆえんは、鉄板の際で燻されてできていくモミの炭化です。
今回は、サツマイモを籾の間に重ねて芋も一緒に焼いていきます。
クン炭を焼き始めて、煙突から白い煙が出続けていたら、種火が消えずにしっかり火が燃え続けている証拠です。
クン炭を焼いている間に、
蕎麦の跡地の小麦の麦踏み
本科生(菜園区画つきスクール生)の個人指導。
今月のテーマは、秋野菜の美味しい収穫のタイミング、収穫の仕方、今年の反省、来年の春までにどのようなお世話ができて、
来年の菜園プランに活かせるかを自然観察を通じて学んでいきます。
私の場合、もみ殻は一度に積んでいくのではなく、どんどん加えていく方法をとっております。
最初から大きな山にすると、なかなか時間がかかってしまいますが、
ある程度焼けてきたタイミングで、クン炭煙突と焼けたクン炭の間に写真のようにもみ殻をサンドしていくととても早く焼くことができます。
ニンジン芋
上がパープルスイートロード、
下が、紅はるか
黄金千貫
低温長時間加熱と炭の遠赤外線のW効果で、3時間で270ℓのもみ殻と超おいしい焼き芋が同時に焼けました。
焼けたクン炭は、たっぷりの水(今回50ℓ以上)でしっかり水浸しになるように火を消し、灰(あく)を洗い流し、鎮圧して飛ばないように鎮火させて一晩以上置いてからしまいます。
焼き立ての煙くさいクン炭を堆肥の表面に撒くことで、冬の間ネズミの巣にならないようにします。
絨毯と薄いブルーシートで堆肥を保温し、再発酵を促します。
残すところあと1回で今年の自然菜園スクールも終わりになります。
雑誌や書籍でいろいろ伝えていても、伝えきれないことがたくさんあり、また実際に目で見て体験することで、頭だけでなく五感をフルに使って野菜と向き合えるのがスクールの特徴ともいえます。
来年度の自然菜園スクール2017は、より分かりやすく、より実践的にバージョンアップの予定なので、お楽しみにしていてくださいね。
ホームページから、12月末頃から募集を始める予定です。
2016年内容充実で、
『無農薬・自然菜園入門講座』が第一水曜日長野市城山公民館で18:30~21:30までスタートしています。
、城山公民館での「これならできる!自然菜園入門講座」講座が開催です。毎月の野菜と土づくりのテーマで質問時間もたっぷりあるので是非お越しください。
来月は12/7(水)は、18:30~長野市城山公民館で自然菜園講座です。
・冬の土づくり/米ぬか、クン炭づくり
・無農薬野菜の種や品種の選び方など