中耕除草機の意外な使い方
★7/3(土)『オンライン自然菜園Q&Aセミナー』第13回18:00~
菜園だけでなく、無農薬の田んぼのことも質問できますので、お気軽に~
久々に2日間完全OFFをいただき、気持ちをリフレッシュ。今日から野良仕事再開です。
梅雨の晴れ間には、はざがけしているコムギのビニールをめくり、乾燥促進~。
ムギのタネをそろそろしまいたいので、今日は仕上げの感想中~。
小麦の水分はカビの増殖と直接関係するので非常に重要です。
貯蔵期間が短くても水分は13.5%以下であることが理想で、1年間貯蔵しておくためには12%以下であることが望ましいので、種子はペットボトル保存(密閉)するので、保存直前に、しっかり乾燥させておく必要があります。
まだ、体力が落ちており、休み明けなので、ゆっくりスタート。
まずは、田畑の見回り、田んぼの中干しなど水管理をどうするのかこの時期稲と相談。
そんなときに役立つのが、葉色カラースケール
葉っぱの色で、(周囲の稲との差ではなく)、自分の田んぼの稲の生育を正確に診断できます。
3よりは濃かったので、(写真と肉眼では少し違います)4前後といった感じです。
稲の本数、色、生え方など総合評価で、今日から、中干しに入ろうと思い排水しました。
「中干し」は、干すことにあらず根を切り替える技術。
「中干し」で稲の根をどこまで変化させたいのか、稲の気持ちになって、生育を加速させるのか、抑制させるのか、どこまで変化させるのか、天気を加味した水管理が大切です。
小さな田んぼなので、数時間でほとんど排水でき、田面が露出されました。
中耕除草機などでは取り切れなかった草が顔を出してきましたので、最終除草(手取り)を行い、場合によっては、ガス抜きを使用かと思います。
自然菜園スクール「自然稲作コース」の田んぼでは、今回タネを播き直したので2種類ステージのコシヒカリ(左)(右)があるので、
悩ましたが、
葉の色が5。思ったより濃かったので、排水をはじめ、中干し準備に入ろうと思います。
「中干し」の排水の見極めは、正直難しいです。
後になって、天気と稲が答えを出してくれるので、その年の教訓を次作に活かしながら、行っております。
「中干し」することで得られるメリットデメリットを両方天秤にかけながら、稲を喜ばせ、草を挫くために、
これから排水と湛水、そして最終除草、溝切り、間断潅水を稲と相談しながら行って行こうと思います。
稲作はタイミングと、選択が命。今年はかじ取りが難しいです。
田んぼと田んぼの間の溝は、米ぬかとワラで発酵(発酵層化)させたので、ほとんど草が生えておりません。
発酵層は、今後色々な方にお伝えしたいです。