今頃なんだよ、地域の総会。お隣さんは午前中、我が地区は午後1時半から開催だ。
去年の報告決算なんかを了承し、今年1年の活動計画や予算を決定する。大きなところは、役員選出、区長と公民館長は年齢順の順送り、ごねる人がない限りすんなり終わる。来年度の区長さんは赤湯から10年前に越してきた人だが、地域の役に立ちたいって気持ち溢れる人なので、質疑一切なく了承された。こっちは、副公民館長をあと1年やって、来年からは公民館長、年期2年。やれやれだが、仕方ない。
各戸、年間16000円を拠出するので、予算規模は60万円ほど。大きい額のようだが、所属する組織等への上納金?や電気代等あらかたは右から左に出て行く金だ。その残りで運動会とかの活動を支え、子供会やら婦人会やら老人会やらに助成をする。しかも、公民館の修理修繕の積み立てまでする。ほんと、政府の至らぬ分を、地域の人たちがない金と労力と知恵を出し合い補ってるわけだ。地域の自助力、大したもんだ。
さて、総会が終われば懇親会、昼間から酒が入って賑やかに地区民交流が恒例、のはずだが、今年はなし!そう、コロナのせいさ。もう、何でも自粛の風潮だからな。代わりに、お土産が、缶ビールとお茶。
楽しみしてた人にゃ悪いが、飲み会の嫌いなこっちにとっちゃ、願ってもない幸せだ。以前は地域のつながりだ、仕方ねぇって機会あれば付き合っていたが、もうこの歳になりゃ、そこそこお付き合いして、あとは自己都合。飲み会なしの解散は嬉しいねえ。
議事の方も、みなあまりしゃべらないように心がけてるのか、質問、反対、提案、一切なし。しゃんしゃんしゃんと、あっという間に終了した。この間、なんと35分!記録だな。まっ、こういう自粛ならあってもいいか。
と、コロナへの警戒でさっさと済ませた地区総会だったが、30名近い参加者のうち、マスク着用者はわずかに1人。山形県じゃ感染者出てないからなぁ、不安感も頭の中だけなんだろう。おっと、手に入らないから?ってこともありうるなぁ。