ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

いくらなんでも外さなくっちゃ、雪囲い!

2020-03-22 10:42:01 | 暮らし

 今年は、まったく意味ねかったなぁ、雪囲い。骨折り損のくたびれ儲け、ってやつだったぜ。

 待てどくらせど、雪降らず、降ったところで、翌日には融けてなくなる、そんな前代未聞の雪なしの冬だったもの。屋根から落ちた雪がうず高く積もって、家の外壁を圧迫する、なんてこたぁまったくなし、吹き降りの雪が雨戸に張り付く、なんて厳しい冬とはおよそ縁遠かった。

 要するに、完全に無意味な防衛システムだったぜ、雪囲い。

 それでも、万が一、3月の時なら豪雪、ってこともなかったわけじゃないので、お彼岸まではそのままにしておいたんだが、さすがに、もういいだろ、もう終わりだろ冬!ってことで、雪囲い外し。

 例年だと、この季節、降雪はなくても、屋根から落ちた雪は1メートル以上もあって、春先の作業としちゃ畑の整理とか、ハウスのビニール張り、なんかが先の仕事なんだが、ほれ、雪なんて全然なし、こりゃ、鬱陶しい囲いを取っ払うことから春仕事は開始ってことだぜ。

 春の嵐で強風吹き荒れる中だったが、荒縄をじょぎじょぎ切って横板を落とし、立て丸太とともに運んで来年用に仕舞い込む、ただそれだけの作業、お茶の子さいさい昼飯前と、始めたが、かつてのがむしゃらに、ってわけにゃいかんさ。板なら数枚ずつ、丸太は一本一本運ぶのんびり作業、昼食挟んで、3時前にようやく終了した。

  さあ、家回りはすっきりした。次は畑の整理と堆肥播き、そして耕耘。で、春先菜っ葉の種蒔きと続く。おっと、その前に、ハウスのビニール張りってちょっぴり難関が待っている。そうそう、種の塩水選と浸漬もな。労働に慣れない体、鞭の一振り、二振りが必要だぜ!

コメント
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