自然治癒力セラピー協会=Spontaneous Healing Therapy Japan

自然治癒力を発揮させるために、心と体の関係を考えます。

免疫力について

2013年05月06日 | 自然治癒力・生命力・発揮する考え方

リピートのある記事No.3 平成25年5月6日

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心の病(2)からの続き≫ 免疫力とアレルギー:

 アレルギー症 と 肝臓のはなし



免疫力を考えたとき、

私たちは、無意識に体の中にとりこんでいる

細菌やカビ とも 共存して生きている という

事実を 改めて 知らされる。

アレルギー症 と言われる病気がある。

これは、一種の 過剰反応 を示す 抗体 があった場合、

その抗体に対して反応する身体の変化 をさしている。

しかし、心身一如の関係から考えると、

心の無意識な部分で、 すべての細菌や花粉などに象徴される

微小生命体に対して、恐れや敵対心 を持っていることが

原因ともいえる。

感謝と調和の心を持つようにすると 

その症状が緩和した例 もある。

この 恐れ・敵対心 を微小生命体に持っている 

自覚などない と思う人も いらっしゃるだろう。

或る方法がある。

とにかく、身の回りの事象や、人々、自分の使っている

さまざまな物にいたるまで、 感謝の念を持つこと・・・。

恐れを どこかで持っている 心持ちが変わってくる。

 

感謝 が まわりとの 調和を生むからだ。

そうすれば、いつの間にか、周囲との調和とともに、

微笑生命体とも調和して、アレルギー反応が出ない体になるだろう。

 


さて、免疫力を高めるために、

忘れてはならない大事な臓器がある。

肝臓・・・・身体の中の化学工場といわれている、肝臓。


肝臓の働きは意外と知られていない。

横隔膜の右下にある肝臓は

血液中のタンバク質、糖質、脂肪などの栄養素を

・加工して蓄え、

・新陳代謝に一役買い、

・解毒作用血液循環を調整、胆汁を創って消化を助け、

・ビタミンを貯蔵し、

・ホルモンの代謝

を行っている。

 

自然治癒力を理解され現場に立っておられる、

内田医師は肝臓の働きをこう説明する (*1)


食物の糖質は 消化分解されて、肝臓

・ブドー糖にかえられ、

・必要に報じて 血糖として送り出されて

 全身のエネルギー源になりますが、 一部は 酵素の作用によって 

・脂肪酸やアミノ酸というタンパク源の合成に関与したり、

・逆にアミノ酸や脂肪酸から 新しく糖を 創ったりする 

働きもあります (P.54)


肝臓は、また、フィプリノーゲンやプロトロンビンという 

止血剤 も作っている。


体に有害な物質が入ると

・酸化・還元作用 が起こったり、

・肝臓内 でグルクロン酸・硫酸 その他の成分と融合して毒性を低くし、

 溶けやすい形に変えて排泄してしまうという

・自浄作用

が働いて  常に健康体を保持できるように 調節している。



これだけの働きをしている肝臓が

私たちは、自分でコントロールしている意識もなく

こうした、大切な機能を、日々果たしてくれていると

考えると、体というのは 不思議だ。

肝臓 は、自らそれらの仕事をプログラミングして

一時も休むことなく 働き続けている。

さて、内田医師は 新陳代謝と心の関係をこう述べている。 (*2


“ 肉体と精神 との 相関関係 を考えますと、生きている人間の

  新陳代謝には  精神作用が 微妙に影響していることは

  無視できないと思います。” P.22



精神作用が微妙に影響しているとはどういうことだろうか?

 

原子(アトム)より もっと小さな 電子や素粒子と いわれるものでさえ、

その電子と電子の間には 互いの間合いを保って存在していることは

量子学などで証明されている。

我々の 細胞は 実は空間だらけだという。

そして、観察者の想念が、被観察物に対して何等かの影響も

及ぼしているらしい (*3)



とすれば、

細胞の中の空間に流れる波動に対して、

あるいは、量子そのものの 波動に対して、

精神の波動が作用を及ぼすことは、不思議ではない。

たとえば、愛の精神や安らかな音楽の波動が働きかけて、

セラピー効果をあげるということかもしれない。 (*4)

精神というのは 波動体のように、伝わっていく。

肝臓 や その他の細胞に 精神波動が影響を与えていると

いうのは、そういうことかもしれない。

善き想念は、体に安心と安定をもたらし、

自律神経の作用を高めるが

心配ごと や 悲しみの想念は、人の体に備わった

生命力や自然治癒力の発動 をも、

そのマイナスのエネルギーで 弱めてしまう。

 

アレルギー症も、その例に漏れないと私は考える。

 

生来の、筆者のアレルギー体質がすっかり、変わって、

今があるのも、自分の肉体と精神、さらに、周囲との調和

を考えていく 時期 を通ったからだと思う。、

さらに、こうしたお話しをブログを通して 皆様と共有できるのも、

セラピーを通して、クライアントさんのアレルギー症が改善されたり、

あるいは 全癒体験があるおかげである。(*5)

 

注*1 &*2 

       ”生命医療を求めて 心とからだの不思議なしくみ” 

        内科医 内田久子著 平成7年日本教文社発行)

        内田氏の生命医療実践現場からの報告と、気持ち(心)が

        肉体に与える影響に関しては、

        拙ブログ、左記枠の欄のカテゴリー、”病は気から”

        をクリックして 実践例をご参照ください。

注*3     平成24年11月08日ブログ”宇宙空間・千賀氏の意見” 参照

注*4    プリッチョフ・カプラ博士は 名著”タオ自然学”で、こう述べる。     

      ” 現代の原子物理学は、東洋の神秘家が「実在」について抱いた直観的見方と、

        非常によく似た「実在」の見方へと私たちを導いている。

        量子物理学から生まれてきた「実在」の像は、相互に関連し合った

        宇宙的な蜘蛛の網のようなものであって、

        そこでは、観察者である人間は常に現象の参与者である。

        素粒子レベルの世界像は、非常に東洋的で、また神秘的なものになっている 

          (平成24年10月26日ブログ ”ホーキング博士とアートマエネルギー”より) 

注*5    平成25年1月28日 ”筆者とアレルギー”の記事参照

 

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