自然治癒力セラピー協会=Spontaneous Healing Therapy Japan

自然治癒力を発揮させるために、心と体の関係を考えます。

鳩と塔

2013年05月05日 | 廻りまわって”心の浄化”につながるかも・・・

最初の投稿詩 平成25年5月5日

********************************

昨日に引き続いて、良く読まれているコラムのご紹介です。

3つの塔と鳩


 




鳩が飛ぶ ~3つの塔の狭間に~どこに行くの?

鳩は答えた: "青い空に向かって~"

それを見ていた私の心も、飛び始めた;

3 (three) という表象の間で・・

”肉体・霊体・幽体”の 3 (three)
”過去・現在・未来”の 3 (three)

そして、
”ラジャス(激性)・タマス(鈍性)・サットワ”浄性”

 3 (three)~(*1)”三位一体”の (three)

そして、アートマ(自己の本性)とアハンカーラ(エゴ)と

肉体の三つの谷間に・・・・落とされた私は、空を見つめ、

果てなき頂きの高さに絶望し、暗闇の中で人知れず

慟哭の涙を数えきれないほど、落とした。



振り返れば、長い旅でもあったようで 一瞬の間

でもあったようで、気が付けば、そこには 空が広がっていた。



真実を求めて彷徨するうちに自分の本当の力 に 

気づき初めていた。


鳩はあなた、そして、私。

地に伏し、暗闇におののき、孤独に星空を仰ぎ

あの、頂(いただ)きにたとりつくことを信じて、

落ちるたびに、這い上がって、今 ようやく、

翼を開いたのだ。

鳩たちと共に・・・

あの頂きを目指して翼を広げたのだ。


くじけなかった:あきらめなかった

 
見上げれば、そこに太陽がいつも、涙と翼を、照らして

くれていたから。


この鳩は、アートマに向かって、歓喜に向かって

自分を祝福してくれている、生きとし生けるものへの

感謝とともに舞い上がり、こう言う;


”自分を見よ、自分とともに、ともに、羽ばたこう”

見上げている私を、あなたを、誘って、旋回している・・・

  



三つの塔に もはや しがみつかなくても、

落ちることもなくその翼で どこにでも 飛んでいき

太陽の光を もっともっと 浴びるのだ!


自分を縛るものもない、真の新しい自由な世界を目指して・・・

それが その時、私自身の姿に立ち返る


そして それが、同時に、あなた自身の姿。

究極の私達の姿

そう、気が付いた時、いつの間にか自分に与えられて

いた翼が忽然(こつねん)と開き始めた・・・


智慧(リタム)となって~(*2)

その翼で、どこにでも飛翔できることを知った!


さあ、一緒に、羽を広げて、舞い上がり、ともに歌おう!

大いなる生命の力を賛美して、歓喜して、至福の歌を

・・・・・・

************************

このブログには一つの投稿がありました。

大事なお友達の一人からでした。

これまで、自分に、いろいろ気づきを与えてくださった人達、

そのかたも その一人 です。

この詩を ふりかえりながら、自分を育ててくれた

人たち、体験、時間、そして、家族に、もう一度、深い感謝を

捧げたいと思いました。

 

注*1~  

 ”    ”肉体・霊体・幽体”の 3 (three)
  ”過去・現在・未来”の 3 (three)
  ”ラジャス(激性)・タマス(鈍性)・サットワ”浄性”の 3 (three)~*1
  ”三位一体”の (three)
  そして、アートマ(自己の本性)と
アハンカーラ(エゴ)と・・・”

この部分は、始めから難しい言い回しですね~とご意見をいただいたりした。

ラジャス云々 という概念は、アユールヴェーダ(古代インドからの医療法)にも

使われたり、印度古典音楽でも、一日の時間帯をこのように分けて、

それらの時間帯の生理的リズムに合ったラガ(メロディー・うた)を

弾くことになっている。 

あるいは、人間の性質や、自然要素がこの3つのグナによって、肉体の感覚器官

に変貌することが、ヴェーダに記述されている。

 

*2~ 

リタムというのは、タイティリヤ・ウパニシャッドの中に、

ブッディ(真理に至る智慧)は鳥に喩えられている中で

右の翼(つばさ)のことをさす。 

それは、宇宙(正義)のリズムを司り、ちなみに、左の翼は、サチャムと呼ばれ

真理そのものを司る。 

リズムと真理をもって、鳥[ブッディ)は 人生の成就のために 飛ぶのだ。

他の要素としては

頭はスラッダ、信仰、信念、をあらわし、

胴体はマハットタットワといわれ、偉大な神の資質、原理をさす。

尾っぽは ヨーガ と呼ばれ、ブッディ が一体となるべき、神性 に向かって

方向性を 定める大事な 器官といえる。

 

Copyright : NPO Spontaneous Healing Therapy Japan: All Rights Reserved.

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 行と科学 | トップ | 免疫力について »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

廻りまわって”心の浄化”につながるかも・・・」カテゴリの最新記事