Credidimus Caritati 私たちは天主の愛を信じた

2024年から贖いの業の2000周年(33 - 2033)のノベナの年(2024-2033)が始まります

聖ピオ十世会創立者ルフェーブル大司教の伝記 12.1.3.天主の国に入り込んだトロイの木馬

2008年06月05日 | ルフェーブル大司教の伝記
第12章 公会議の嵐に直面して

I. 中央準備委員会委員


天主の国に入り込んだトロイの木馬

 6月 5日ヨハネ二十三世はルフェーブル大司教 (当時ダカールの大司教)とアビジャンの大司教であるベルナール・ヤゴ (Bernard Yago) をプランス語圏西アフリカを代表する、公会議のための中央準備委員会 (Central Preparatory Commission for the Council) 委員に任命した。

 この委員会は、120名からなり、世界の司教たちからの提案をもとに 10の準備委員会によって起草された概要を吟味する責任があった。

 1962年 6月まで、ルフェーブル大司教は、--この間にチュールの司教になっていた-- 中央委員会のすべての会議に参加した。時としてその会議には、教皇も参加した。ルフェーブル大司教は、その会議において、真面目な公会議準備と同時に、ヨハネ二十三世教皇自身によって尽くされた対立する二極の間で繰りひろげられる影響力のすさまじい闘いを目撃することにもなった。

 一方は、険邪聖省長官代理であるオッタヴィアーニ枢機卿の神学委員会と意を共にする「ローマ派」であり、他方はキリスト者の一致促進のための事務局 (Secretariat for the Promotion of Christian Unity) 事務長アウグスティノ・ベア枢機卿とその補佐であるオランダ人高位聖職者ヤン・ウィルブランズ (Jan Willebrands) のリベラル派と彼らの「トロイの木馬」であった。

============
にほんブログ村 哲学・思想ブログ キリスト教へ <= クリックで応援して下さい。兄弟姉妹の皆様の応援を感謝します!
============

第12章 公会議の嵐に直面して
I. 中央準備委員会委員


カトリック大阪教区・松浦司教が、3月8日にソウルで講演

2008年06月05日 | カトリック・ニュースなど
アヴェ・マリア!

愛する兄弟姉妹の皆様、
【参考資料】カトリック大阪教区・松浦司教が、3月8日にソウルで「日本の平和憲法改正、絶対あってはならない」という講演をなさったそうです。


カトリック大阪教区・松浦司教、8日にソウルで講演

 「軍事力や戦争を放棄するという内容の日本国憲法第9条には、ジュネーブ条約をはじめとする、戦争を防ごうという人類の思いが詰まっています。9条を変えるというのは絶対あってはならないことです」
 日本における憲法改正の動きに反対する団体「憲法9条を世界の宝に・ピース9の会」の代表を務める、カトリック大阪教区の松浦悟郎司教(56)は7日午後、記者会見を開き、「平和憲法の改正よりも、むしろ世界の国々がこの憲法の精神を噛みしめなければならない」と強調した。・・・

 2002年に「ピース9の会」を結成した松浦司教は1991年の湾岸戦争の際にも、自衛隊の派遣に反対するキャンペーンを展開した。松浦司教は、「世界第5位の軍事大国になった日本に対し、世界の国々が脅威を感じないのは、まさに憲法9条があるおかげだ」と強調した。その上で、「第2次大戦後、吉田茂首相が“軍事力の増強ではなく、友を増やすことによって日本を守らねばならない”と訴えたにもかかわらず、現在までに日本は“真の友人”を作れていません。まずはアジア・太平洋の国々に真摯(しんし)な謝罪をすべきです」と話している。・・・(以下略)


松浦悟郎司教様 「朝鮮日報」より


【関連記事】



--このブログを聖マリアの汚れなき御心に捧げます--

アヴェ・マリア・インマクラータ!
愛する兄弟姉妹の皆様をお待ちしております
【最新情報はこちら、年間予定一覧はこちらをご覧ください。】