局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

下町フレンチ

2006-12-02 22:31:31 | 食べる
昨日? もう おとといになるのか・・・ とにかく毎日出歩いてパソコンも開く暇も無い日々・・・

11月30日 私の所属する着物文化の研究会の定期会合があった。その中で食べ歩きの大好きなおばさまが一押しと言うフレンチ 本所吾妻橋でちょっと遠いんだけど間違いないと思うわよ~ と 言うことで あまりなじみのないエリアに行くことになった。

それが 正解だった。


 

なかなか素敵なエントランス


インテリアも素敵

野菜中心のコースをいただいた。それぞれ凝った料理だった。



丹波の栗のポタージュスープ 栗の香りが立っていて美味だった



モザイク野菜のジュレ添え 根セロリのソース 料理って目でも楽しめるものなんだな~と改めて思った。



トリュフとチーズのリゾットのパイ皮つつみ トリュフたっぷりだった。もうちょっとチーズが濃厚でもよかったかな?



メインディッシュはホタテ 緑のソースは小松菜



デザートはモンブラン 生クリームとカスタードクリームが層になっている。私にはちょっと量が多すぎだったけど味はおいしかった



着物の会ですから 私も着物着用で。。 この日は天気が怪しくていざ家を出ようとした時に雨が降り出して あわてて ぞうりの爪革を探すというプチパニックであった。
何しろこの格好で脚立によじのぼって靴箱の最上段から爪革を取り出しましたからね
 前の日は日付変更線を越えての バレエ→おでんの日だったのでちゃんと用意しなかった事が原因であった。 着物を着用する時は 時間も心構えもゆったり余裕を持たねばならないと反省。まだまだ修行が足りませんな。

今日の着物は 茶地の訪問着 すすき、菊、御所車などの染めの着物に 源氏物語の刺繍の帯を合わせた。両方とも母から譲られたもの。



母が嫁に来る時母の父が作らせて持たせたものだという。格の高い地なのに名古屋仕立てというのがちょっと不思議だったけど、姑のいる忙しそうな家に嫁ぐ娘のために 少しでも手間がないようにと 名古屋仕立てにした親心じゃないかな?と忍ばれる。すごく凝ったもの。秋になると一番締めたくなる私の好きな帯。

こちらの店、料理も凝っていたが 器が素敵だった。
チャイナペイント初心者の私としては 出てくる皿 カップ みんな参考にしたかったし、できれば 裏を見てどこの窯だかも確かめたかった。
でもそれってマナー違反なのよね。

壇ふみと阿川佐和子の往復エッセイにあった話だけど 阿川佐和子が 「あら、これ素敵なカップね」と言って ソーサーの裏の署名を確かめたところ 壇ふみから厳しくたしなめられたって話があったし。

でも 日本の茶道ではちゃんとお道具拝見という作法があるではないですか・・
素敵な器だと どちらのだか調べたい もっと間近にみたいというのが本当のところ。
西洋陶器にもお道具拝見のマナーがあればいいのにな~といつも思うんだけど。







コメント (1)
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