局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

啄木に倣う

2008-09-01 23:30:00 | 家族あれこれ(犬も含めて)
昨日のブログで、散々 オババとチャマのバカ親子ぶりをあげつらって悪口を書いた次ぐ日に恐縮ですが 我が家の親バカと言うかバカ親記事を書きたいと思います。
我ながらこの節操の無さよ・・・

今週夏休みだった我が息子、休み明けに資格試験を取らねばならぬと週前半は勉強はしていたが、メドがついたので 週後半から彼女とデート、その後は夫の車を借りていつものスポーツの練習に千葉の方のグランドまで行ってしまった。
日曜の夕飯も外で食べると連絡があったので 夫と私と娘で三人で夕飯を食べて缶ビールを一本ずつ飲んだ。

息子は、10時過ぎても帰ってこない。帰ってから車を置いて寮に戻らなくてはならないだろうし、次ぐ日も朝早いだろうし、大丈夫かいな と思っていた。
夫は次の日 とても早い出勤の予定だったので早々に寝室にいってしまった。

で、帰って来たのが11時ちょっと前である。
帰って来たとたん
「疲れた~」「足ががくがくだ。豆がつぶれて歩けねえ」
と騒ぐ。自分の好きなことやってきて疲れたなんて言うんじゃないよ と 冷たく言ったがちょっと可哀想かな とも思っていた。
自分の洗濯物を洗濯機に放り込んでまわしだし
「おかあ 悪いけど干しといてくれよ。今でも臭いのに明日まで置いとくと悲惨だ」と言うので へいよ と引き受けた。

薬箱をガサガサ捜して 消毒薬とバンドエイドを捜して豆の治療をしている。足の小指の爪は黒く変色してるし 豆のところは皮もむけてかなり悲惨な状態であった。
自分の部屋から 夏休み明けに部署で配るというお土産のお菓子とテキスト類を持ってきたらかなり大荷物になっていた。
この間 20分ほど。

「じゃ、明日早いから行くよ。おかあ 悪いけど駅まで送ってくれないかな?」
我が家のポジションは一番近い駅までも徒歩10分くらいかかる。息子の寮に乗り換えずに行ける駅には15分くらいかかる。自転車を駅に1週間置いておくわけにはいかないから 私に送って欲しかったらしい。

「あらま 私ビール飲んじゃったよ。運転無理だよ。」
「げっ そうか~ じゃ しょうがねえ歩くか」
そう行ってサンダルに足を突っ込みながら 「イテテテ」などと言っている。
さすがに可哀想になった私。

「じゃあさ、私の自転車に乗っていっていいよ。でも明日の午前中使うから 私を後ろに乗せてOO駅(乗り換えずに行ける駅)まで行けば そのまま私が乗って帰ってくるから」
「おかあ それ、いいアイディア! おかあを乗せても自転車なら楽々だ」

そして 荷台に横座りに乗った私を乗せて漕ぎ出したら ヨロヨロ蛇行するではないか!
「危ないよ あんた 私も乗せられないの~?」
「疲れてるんだよ~ それにおかあ重てえ」
「私が重たいって? 失礼な」
「いや M子は乗せ慣れてるから その感覚で漕ぎ出したらおかあの方が重かった。5kgは違うな、こりゃ」
「M子と比べないように 私が重いんじゃなくてM子が軽すぎるんだよっ!」

その後も 何度かふらついたが無事に駅着。
「じゃ、またね」
「気をつけてね、試験落ちるんじゃないよ」と大通りの手前で別れた。

M子は 40kgない超痩せぎすオンナである。
比べれば そりゃ~私の方が肉付きいいですよ(胸もあるw)
しかし、もう一度 声を大にして 言いたいが、私がデブじゃなくてM子がガリすぎるのである。
それを 宣言した上で 啄木に倣ってみる

『自転車に 母を乗せたらそのあまり 重きによろけて 電柱に激突』

お粗末さまでした。





コメント (8)
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