局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

広島 vol.3 宮島と偽レブ会

2010-12-08 10:25:42 | 
前日は長距離の移動後遅くまで遊び歩いたはずなのにすっきり7時には起床した私たち。遊びとなるとなんと元気なのだろうか?

初広島のFさんのためにちょっと市内観光をすることにした。

 

となるとこの辺ですね。今回ジム仲間の一人に「広島に行くのよ」ってちょこっと話したら 「私ああいった所には行かないの」と言われた。理由を聞いてみると 広島・長崎とか沖縄とか戦争被害のあった所に行くと胸が詰まるんですとさ。「そういう記憶の残るところには行けないから」って。 こういうのってある意味カマトトだね。 悲惨な出来事から目をそらして自分の中で関係ないものとしてしまっていいのかしらね? そんなこと言ったら東京だって大空襲もあったはずだし住めないじゃないか。 そういえば彼女はいつか京都土産ってお香をくれたけど 京都だって応仁の乱があったじゃないか(古っ)
人間が生きてきた以上どこだって悲惨なできごと 幸せなできごとは残してきたんだもの。50過ぎてそんなことわかんないのかね?
もともとそんなに仲良くしてたわけじゃないけどこの感覚には違和感を覚えてしまった。

ってことで原爆資料館にもFさんを案内した。被害者の方の記録を見ると以前と同様胸が詰まったけど今回印象的だったのはどうして原爆が落とされたのか?という当時のアメリカ側の事情だった。
その時の国内外の政治的判断だったみたいだけど身勝手な話。 そして今アジアがきな臭いけどあのアホな国が核を持ってるみたいな状況って改めて怖いわ。


と 色々考えながらも宮島へ。

この日は最高のお天気だった。宮島口で去年の偽レブ会でお会いしたいかまりさんと待ち合わせ。宮島を案内してくれる予定だった(ハハハ)
いかまりさんは私の数すくないマイミク(一応私、mixiのアカウントは持ってますが何もしていない状態)こちらのブログにはコメントしてくださる。ナナパパさんからは「局ちゃんはいかまりの三分の一しかないけえね」と言われるがスラリとした長身でおっとりした中にもユーモアがある素敵なキャラの持ち主である。

 いかまりさんとFさん。

そしていかまりさん、開口一番に 「実は私あんまり宮島って知らないんです~ 弥山に上ったのも何年前かしら~」・・・まあね。私もそこに住んでると東京名所なんて案外行かないもんです。(ディズニーランドも何年行ってないか・・・) そうなると一番詳しいのはここ3年で3回目の私だったりする
まずアナゴ釜飯を食べて 厳島神社に向かう

いつ来ても荘厳な神社である。今回うれしかったのは結婚式を見られたこと



参拝客から丸見えのところの式ってのは驚いたけど、みんなから祝福されるのはいいかもしれない。
F&いかまり 「ここで式挙げましょうね!」と盛り上がっていた。

神社のあとはもみじ谷を通ってロープウェイへ。弥山にのぼるのは私も初めてである。やはりここまで来たからには「消えずの火」と言うのを見たい。

 

なかなかスケールの大きいロープウェイ 途中で乗り換えもある。

 

頂上の絶景

ここから山道を登ったりおりたりして霊火堂を目指す。


 

平安時代(西暦806年)、弘法大師が宮島で修行をした時に焚かれた護摩の火がおよそ1,200年間、昼夜燃え続け、元火の絶えない霊火「消えずの火」。



霊火堂のそばにあった弥山七不思議の時雨桜

「ゴミ箱だと思いました~」といかまりさん。(ホントおもろい)

ここも素敵な所だったが気になったのは 消えずの火→消えない愛の炎って解釈で恋人たちの聖地ってキャッチフレーズの宣伝。安っぽいポスターがこの地のすがすがしさを俗っぽくしてると思う。集客したいのはわかるけどこういうのはほどほどにしてほしいわ。(ちなみに私は昨今のパワースポット流行りの風潮は大っ嫌い。言いだしっぺはあのデブの占い師? 自分が癒される特別な場所ってのはその人個人それぞれでいいじゃないか。行列してまでほにゃららの井戸にお参りなんて私はしません)

帰り道は水路で

 宮島から高速艇が出ている。30分ほどで原爆ドームまで行く船の旅。



ここから歩いてニシナヤさんに行ってちょこっと買い物がてらコーヒーをごちそうになりホテルへ。

偽レブ会に備え 二人で着物に着替えた。Fさんはよろけ縞の江戸小紋 私は母から譲られたかんざし柄の大柄の小紋 こういう時に着物が着られるって便利です。時々で流行りのドレスを買わずにすむ。

 年々盛況になるこの会。和気藹藹とした雰囲気で笑いも絶えず良い会だった。

 今年のコスプレ。オットにこの写真を見せたら「この右の人、去年はイモリやった人だろ?」と覚えていた(笑) 

私は隅っこでおとなしくしていたかったのにあいさつなんてさせられてしまった。東京セレブなんてとんでもない 偽レブってことで。なぜ偽レブ会って名称になったかを 家はダミーのセコムシールをガレージに貼っていて(実家のをぱくってきた)それを二セコムシールと呼んでいたのでそこからの命名ということを披露。

 ←初公開 二セコムシステム

プレゼント交換なんてのも楽しいものでした。私はあまり社交的立ち回りができないので(ホントだってば じっくりゆっくり仲良くなるタイプ)みなさんと積極的に話したりお酌しに行ったりなど気配りできずにすみませんでした。まるでお話しなかった方の方が多かった。

そうそう ととろんさんのお嬢さんがイラストがとても上手で、似顔絵を描いていただいた。

 若作りに描いてくれてありがとう。

二次会は前も行った梅花に。

ここではパパの高校時代のお友達のシュガーさんのカラオケ芸に爆笑。都はるみのデュエット曲 ふたりの大阪だっけ?かを一人二役で歌い上げる。普段とてもまじめそうな方なのにその芸は体を張っていた。
おかしみだけじゃなくて歌のうまさの裏打ちのある凄みさへ感じた。モンテカルロバレエ団みたいなもんだね。
もう笑い皺が心配になるくらい笑わせてもらった。
日付が変わる頃にその場を失礼して ニシナヤさん夫妻とコーヒーを飲みに行く。
この時間にちゃんとした店でコーヒーを飲めるのに驚いたけど 素敵なお店だった。



広島って大人の遊ぶ所っていうのがちゃんと確立されてていいね。東京は若者中心の場所が多すぎて。

この日も濃い楽しい一日だった。



































コメント (14)
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