私の家の最寄の駅に行く途中に川が存在する。 川沿いには木々が植えられ公園も点在して車の通らない遊歩道になっているので、付近住民の良い散歩道になっているのである。
ちなみに川から向こうの駅から近いほうのエリアは一区画が大きないわゆる高級住宅街、川を渡ると区画も狭く品下る庶民的な住宅街が広がっていて 我が家はこちらに位置しているのであります ハハハ。
とはいえ、この川の遊歩道は金持ち住民 庶民的住民問わずに憩の場であり 朝夕の時間帯には犬銀座と言われるほど犬の散歩の人たちが色々な犬を連れて歩いているのである。
そんなエリアなので 犬の飼い主は 案外有名人が混在しており、日本にいない某美人女優のママが可愛い小型犬をつれていたりとか 某球団の監督の奥さんが野球中継の終わるころになるとおでぶのゴールデンを連れて歩いていたりとか、すっぴんで頭ボサボサでウォーキングしているおばちゃんが有名な女性評論家だってのでびっくりしたり なんてこともよくあるのだ。
犬の散歩っていうのは不思議なもんで、普段だったら知らない人とは言葉を交わしたりしない都会の人々だろうに、犬つれでこの道を歩いていると不思議に会釈したり 挨拶の言葉を交わしたりするもんである。まして犬同士が相性があって、匂いを嗅ぎあったりじゃれあったりすると飼い主同士も自然に仲良くなる。
毎日同じ時間に散歩する習慣があると 仲良し犬友のグループも存在することになる。
私は案外人と打ち解けるのに時間がかかるタイプだし、の~んびり時間をかけて散歩するのには忙しいし、決まった時間にする習慣もない。(私の都合で朝だったり 夕方だったり 夜だったり)我が家の愛犬も好き嫌いが多く(大型犬・日本犬・スピッツ系・シュナウザー系が嫌い)気難しいわりには気にいった♀犬にはしつこく絡み付く奴で(誰に似たんだ?)徒党を組んでゆったりお散歩ということは 犬連れ生活13年の間ほとんどなかったのである。
← わがまま犬
しかし、家の前の女流画家、元々非常に社交的な方である。三年前からトイプーを飼いはじめて 毎日楽しそうにせっせとお散歩をしている。それもほぼ決まった時間なので その時間に一緒になる人たちと親しくなって連絡先なども教えあっている模様である。
そして彼女は私が散歩の時間家に居ると 「お散歩いかない?」と誘ってくれるので、私も愛犬もその犬友なかまの飼い主とも犬たちと馴染んできてしまった。そして今回その犬友仲間で近所のイタリアンで忘年会をするというのでお招きされた。
これでもオットが居る時の夜の外出はなるべく避けているワタシ。しかしこの日はフェイントで案外早く帰ってきたオット。
夕食用意して 「じゃ、出掛けてくるね」って言ったら 「今度は犬友会かい・・・ お前 ホントに付き合いいいね」と皮肉を言われたが そんなことはない13年間犬の散歩をしていて初めてのことではないか(ここで言い訳いても仕方ないけどさ)
総勢七人 小型~中型犬の飼い主たちである。新しくできたイタリアンはなかなかおいしくてリーズナブルだった。
40代から70代の女子(笑)
この手前の姫と書いた女性。しつけの良いトイプードルの飼い主なんだけどご主人を亡くした未亡人である。70ちょっと過ぎのお年らしいけど、背筋がしゃんとのびたスリムな体型でいつもさりげないけど大変なおしゃれな方である(ちなみに金持ち地域の住民)
女流画家と気が合うようで 私も少しは人となりをうかがっていたが、実は超有名作家さん(教科書に載っていて誰もが読んだことのあるはずの)の姪御さんで亡くなったご主人も高名なOO文学者だったらしい。
亡くなったご主人はおじさんの作家さんがお世話してくれたお相手で新婚時は研究者として留学先のヨーロッパ某国で過ごしたとか。さらに誰かが突っ込んだら、ご実家はまたとんでもない大企業の創始者のお宅であった。
別にそれを自慢たらしくいうわけじゃなくて 聞かれたら淡々と話してくれただけで 聞いた私たちが ひょえ~~とびっくらこいただけなんだけど どうりで持って生まれた品を備えてセンスの良い方。
成金さんとは知的さと気品ってのが違うもんである。
別にそれを聞いたからといって これから接し方を変えるつもりはないが 家のバカ犬が彼女の愛犬のトイプーちゃんにのしかかりそうになるのはもっと真剣に阻止しようと思ったw
「私の母は三姉妹でございましたけど、古き良き時代のモダンガールでございましてね、屋敷が広うございましたので社交ダンス好きな叔母のためにダンスホールも祖父が作ったそうです。その頃の話、わたくしも実際に見たものや母からの聞いた話もありますが、記録しておけたらねえ。私に文才がありましたら面白い小説にもなると思いますのよ」ですと。
おもしろそ~ 文才はともかく 私としたらその手の話はぜひ聞きたい。記録させていただきたいものだと思う。
ホント 本物のセレブってのはこういう人なんですね。
わが身を振り返って偽レブって的確な名称があって良かったw
この元お姫様以外でも、一人で世界各国を回っているオバさんや飼い主に捨てられて殺されてしまう犬たちを助けるNPO法人にかかわっている40代とか、普段の立ち話だと詳しいところまで話せない部分もゆっくり聞かせてもらえて楽しかった。
またそのうち集まりましょうと約束をして解散。
ちなみに川から向こうの駅から近いほうのエリアは一区画が大きないわゆる高級住宅街、川を渡ると区画も狭く品下る庶民的な住宅街が広がっていて 我が家はこちらに位置しているのであります ハハハ。
とはいえ、この川の遊歩道は金持ち住民 庶民的住民問わずに憩の場であり 朝夕の時間帯には犬銀座と言われるほど犬の散歩の人たちが色々な犬を連れて歩いているのである。
そんなエリアなので 犬の飼い主は 案外有名人が混在しており、日本にいない某美人女優のママが可愛い小型犬をつれていたりとか 某球団の監督の奥さんが野球中継の終わるころになるとおでぶのゴールデンを連れて歩いていたりとか、すっぴんで頭ボサボサでウォーキングしているおばちゃんが有名な女性評論家だってのでびっくりしたり なんてこともよくあるのだ。
犬の散歩っていうのは不思議なもんで、普段だったら知らない人とは言葉を交わしたりしない都会の人々だろうに、犬つれでこの道を歩いていると不思議に会釈したり 挨拶の言葉を交わしたりするもんである。まして犬同士が相性があって、匂いを嗅ぎあったりじゃれあったりすると飼い主同士も自然に仲良くなる。
毎日同じ時間に散歩する習慣があると 仲良し犬友のグループも存在することになる。
私は案外人と打ち解けるのに時間がかかるタイプだし、の~んびり時間をかけて散歩するのには忙しいし、決まった時間にする習慣もない。(私の都合で朝だったり 夕方だったり 夜だったり)我が家の愛犬も好き嫌いが多く(大型犬・日本犬・スピッツ系・シュナウザー系が嫌い)気難しいわりには気にいった♀犬にはしつこく絡み付く奴で(誰に似たんだ?)徒党を組んでゆったりお散歩ということは 犬連れ生活13年の間ほとんどなかったのである。
← わがまま犬
しかし、家の前の女流画家、元々非常に社交的な方である。三年前からトイプーを飼いはじめて 毎日楽しそうにせっせとお散歩をしている。それもほぼ決まった時間なので その時間に一緒になる人たちと親しくなって連絡先なども教えあっている模様である。
そして彼女は私が散歩の時間家に居ると 「お散歩いかない?」と誘ってくれるので、私も愛犬もその犬友なかまの飼い主とも犬たちと馴染んできてしまった。そして今回その犬友仲間で近所のイタリアンで忘年会をするというのでお招きされた。
これでもオットが居る時の夜の外出はなるべく避けているワタシ。しかしこの日はフェイントで案外早く帰ってきたオット。
夕食用意して 「じゃ、出掛けてくるね」って言ったら 「今度は犬友会かい・・・ お前 ホントに付き合いいいね」と皮肉を言われたが そんなことはない13年間犬の散歩をしていて初めてのことではないか(ここで言い訳いても仕方ないけどさ)
総勢七人 小型~中型犬の飼い主たちである。新しくできたイタリアンはなかなかおいしくてリーズナブルだった。
40代から70代の女子(笑)
この手前の姫と書いた女性。しつけの良いトイプードルの飼い主なんだけどご主人を亡くした未亡人である。70ちょっと過ぎのお年らしいけど、背筋がしゃんとのびたスリムな体型でいつもさりげないけど大変なおしゃれな方である(ちなみに金持ち地域の住民)
女流画家と気が合うようで 私も少しは人となりをうかがっていたが、実は超有名作家さん(教科書に載っていて誰もが読んだことのあるはずの)の姪御さんで亡くなったご主人も高名なOO文学者だったらしい。
亡くなったご主人はおじさんの作家さんがお世話してくれたお相手で新婚時は研究者として留学先のヨーロッパ某国で過ごしたとか。さらに誰かが突っ込んだら、ご実家はまたとんでもない大企業の創始者のお宅であった。
別にそれを自慢たらしくいうわけじゃなくて 聞かれたら淡々と話してくれただけで 聞いた私たちが ひょえ~~とびっくらこいただけなんだけど どうりで持って生まれた品を備えてセンスの良い方。
成金さんとは知的さと気品ってのが違うもんである。
別にそれを聞いたからといって これから接し方を変えるつもりはないが 家のバカ犬が彼女の愛犬のトイプーちゃんにのしかかりそうになるのはもっと真剣に阻止しようと思ったw
「私の母は三姉妹でございましたけど、古き良き時代のモダンガールでございましてね、屋敷が広うございましたので社交ダンス好きな叔母のためにダンスホールも祖父が作ったそうです。その頃の話、わたくしも実際に見たものや母からの聞いた話もありますが、記録しておけたらねえ。私に文才がありましたら面白い小説にもなると思いますのよ」ですと。
おもしろそ~ 文才はともかく 私としたらその手の話はぜひ聞きたい。記録させていただきたいものだと思う。
ホント 本物のセレブってのはこういう人なんですね。
わが身を振り返って偽レブって的確な名称があって良かったw
この元お姫様以外でも、一人で世界各国を回っているオバさんや飼い主に捨てられて殺されてしまう犬たちを助けるNPO法人にかかわっている40代とか、普段の立ち話だと詳しいところまで話せない部分もゆっくり聞かせてもらえて楽しかった。
またそのうち集まりましょうと約束をして解散。