さて オットの小学校は高校まで続く学校である。しかし小学校3(4だったっけ?)クラスから始まり、中学受験で外部から入ってきた子と合流してそこまではみんなそのまま行けるが 高校は当時でも中学から三分の一くらいしかいけなかった。外部から高校に入るのはなかなか大変で、その人たちがT大だのの合格率を上げている学校のようだ。
オットは運よく高校まで行ったがこの飲み会のメンバーは殆どが高校で出た人たちだった。しかし高校大学入試を経て または高校でKやWなどの付属校に入ったりでちゃんと辻褄あわせができているもんです。
今までオットの友達と色々お会いしてはいるが、高校から入ったオツムの良い人たちはおもしろいんだけど鋭すぎてプライドも高すぎて疲れるところもあるが、小学校からのメンバーって山の手育ちのボンボン率が高くてどこかでおっとりしていて話していると和む人たちである。
その中でガキ大将で一番のショミンが我がオット。あまりにワンパクでバス通学中に一緒のバスにのるオボッチャマをいじめたので、そのオヤゴさんから 路線を変えてくれとか先生に苦情があったりして当時姑も悩んだらしい。(そのDNAはしっかりウチのドラに受け継がれてしまっている トホホ)
この日は小学校の時に一番もてたというT君と N君一家と夫と私という6人から始まった。N妻はやはり小学校の同級生。中学受験で志望校に受かったばかりの素直な息子ちゃんも一緒。
おいしい料理を食べながらお酒もすすんでいると 夫の携帯がなった。
「あ、Oも来るってさ。あとIも返事待ち。マスター あと二人来るけどいいよね?」
オット、酔っ払って興が乗ると人を呼び出す人である、あんたは海老蔵か・・・
O君って聞いてN妻が「O君呼んだの~? あいつ来るとうるさいのに~」と文句を言う。すごく口数が多くお調子もののおっさんらしい。
「まあ そう言うなよ。こんなに急な呼び出しでも二つ返事で来るってよ、今タクシー拾ったって」と夫。そしてまた変なことをたくらみ 私に向かって
「そうだ お前 Oが着いたら Wさんのふりをしろよ」と言う。Wさんも同窓生だがクラス会には一度も来たことのない女性らしい。
「まったくお前はそんなことばかり思いつくのな~」と笑うTくんと「それ面白い!」賛成するN夫妻。
私はおかげでA学出身のお嬢さんキャラだったというWさんに化けるハメになってしまった(無理があるっつーに)
O君はお調子者らしく「や~や~ みなさんお久しぶり」と賑やかに現れる。
「お~ 久しぶり」「急に呼び出して悪かったな~」などと声をかけるメンバーに混じって 私も「O君 お久しぶり」などとにっこり。
「あ~ 久しぶり」なんて言いながらもO君内心の??が顔に表れている。当たり前だ初対面なんだから。
私も笑いを押し殺しながらも 何食わぬ顔して会話を続けたが ガマンできなくなったO君。「え~~と・・ 君 誰だっけ?」
「え~! 私 忘れられてるの?」と我ながら良い演技をしたのだが、周りがガマンできずにふきだしてしまってそこでWさんごっこは終了。
いい年したおっさんおばさんが幼馴染と一緒になると精神年齢は当時に戻るもんなのね。
さらにI君も登場して総勢8人でますます盛り上がって ワインと焼酎の杯は重ねられたのであった。
マスターによると 地震以来2週間はキャンセル続きでフリのお客も来ずに開店休業状態で途方にくれたらしい。
しかし、この日は私たち以外のテーブルは埋まっていた。やはり不安はあっても自粛にも限度が来たのであろう。
さて、30年ぶりに会ったN君は当時の気の良いボンがそのままオッサンになった感じ。昔話で二人で盛り上がっていたら、今度は彼が携帯を取り出してどこかにかけはじめた。
そして突然その携帯を私に
「Hだよ」 ひえ~~っ 当時K大だったN君のボンボングループと私の大学の女の子たちは合コンがきっかけで一緒に飲み会をしたり誰かの父ちゃんの持ち物だっていう別荘に行かせてもらったりで楽しんでたのだったが、その中の一人であった。
まあそういう年頃だから カップルも出来たり消えたりしたのだが、H君とは何度か二人で会ったことがあった。映画か食事を何回かで進展せずだった。Hくんだけ東京じゃなくて神☆出身ってこともあり、そんなに東京のお店なんかにも精通してないところもあったり、当時はボンボンすぎてなんとなく物足りないな~って思った感じもあった(バカだったのね、私)
ところが久しぶりに話したHくん
「ああOOさん(旧姓) 久しぶりやな~ お元気そうで。」と柔らかな関西弁。
それからお互いの近況など話したが (あたりまえだが)随分そつなくオトナの余裕があふれた受け答えになっている。
「そっちは 震災で大変やろ?」
「うん。結構大変だったけどね。 そう言えばH君も阪神淡路の地震の時は大変だったでしょ? 大丈夫だったの?」と聞いたら
「ああ あの時はなあ。色々勉強させてもろたわ」 そのゆったりした関西弁がオトナ(再度 あたりまえだ、年食ったんだから)
携帯をN君に返して切ったあとに
「H君 すっかり貫禄でたね~ 今 何してるの?」って聞いたら
「H? はホニャララの専務だよ。次期社長だよ。オヤジさんの会社だから」 だと
ひえ~~! 惜しいことをした、つくづく欲がなかったのね、ワタシ。
ワタシがN君とそんなこんなで盛り上がっている間にオットはN妻やO君などと盛り上がり、計画停電余波で疲れ果てていた影響か、そんなに飲んでないのに かなり酔っ払って足元も怪しい状態になっていた。
お開きになった時はまだ終電も余裕の時間だったが、ちょっと電車に乗れる状態でなかったのでO君にタクシーを拾ってもらってオットを押し込んで家まで帰った。
オットは運よく高校まで行ったがこの飲み会のメンバーは殆どが高校で出た人たちだった。しかし高校大学入試を経て または高校でKやWなどの付属校に入ったりでちゃんと辻褄あわせができているもんです。
今までオットの友達と色々お会いしてはいるが、高校から入ったオツムの良い人たちはおもしろいんだけど鋭すぎてプライドも高すぎて疲れるところもあるが、小学校からのメンバーって山の手育ちのボンボン率が高くてどこかでおっとりしていて話していると和む人たちである。
その中でガキ大将で一番のショミンが我がオット。あまりにワンパクでバス通学中に一緒のバスにのるオボッチャマをいじめたので、そのオヤゴさんから 路線を変えてくれとか先生に苦情があったりして当時姑も悩んだらしい。(そのDNAはしっかりウチのドラに受け継がれてしまっている トホホ)
この日は小学校の時に一番もてたというT君と N君一家と夫と私という6人から始まった。N妻はやはり小学校の同級生。中学受験で志望校に受かったばかりの素直な息子ちゃんも一緒。
おいしい料理を食べながらお酒もすすんでいると 夫の携帯がなった。
「あ、Oも来るってさ。あとIも返事待ち。マスター あと二人来るけどいいよね?」
オット、酔っ払って興が乗ると人を呼び出す人である、あんたは海老蔵か・・・
O君って聞いてN妻が「O君呼んだの~? あいつ来るとうるさいのに~」と文句を言う。すごく口数が多くお調子もののおっさんらしい。
「まあ そう言うなよ。こんなに急な呼び出しでも二つ返事で来るってよ、今タクシー拾ったって」と夫。そしてまた変なことをたくらみ 私に向かって
「そうだ お前 Oが着いたら Wさんのふりをしろよ」と言う。Wさんも同窓生だがクラス会には一度も来たことのない女性らしい。
「まったくお前はそんなことばかり思いつくのな~」と笑うTくんと「それ面白い!」賛成するN夫妻。
私はおかげでA学出身のお嬢さんキャラだったというWさんに化けるハメになってしまった(無理があるっつーに)
O君はお調子者らしく「や~や~ みなさんお久しぶり」と賑やかに現れる。
「お~ 久しぶり」「急に呼び出して悪かったな~」などと声をかけるメンバーに混じって 私も「O君 お久しぶり」などとにっこり。
「あ~ 久しぶり」なんて言いながらもO君内心の??が顔に表れている。当たり前だ初対面なんだから。
私も笑いを押し殺しながらも 何食わぬ顔して会話を続けたが ガマンできなくなったO君。「え~~と・・ 君 誰だっけ?」
「え~! 私 忘れられてるの?」と我ながら良い演技をしたのだが、周りがガマンできずにふきだしてしまってそこでWさんごっこは終了。
いい年したおっさんおばさんが幼馴染と一緒になると精神年齢は当時に戻るもんなのね。
さらにI君も登場して総勢8人でますます盛り上がって ワインと焼酎の杯は重ねられたのであった。
マスターによると 地震以来2週間はキャンセル続きでフリのお客も来ずに開店休業状態で途方にくれたらしい。
しかし、この日は私たち以外のテーブルは埋まっていた。やはり不安はあっても自粛にも限度が来たのであろう。
さて、30年ぶりに会ったN君は当時の気の良いボンがそのままオッサンになった感じ。昔話で二人で盛り上がっていたら、今度は彼が携帯を取り出してどこかにかけはじめた。
そして突然その携帯を私に
「Hだよ」 ひえ~~っ 当時K大だったN君のボンボングループと私の大学の女の子たちは合コンがきっかけで一緒に飲み会をしたり誰かの父ちゃんの持ち物だっていう別荘に行かせてもらったりで楽しんでたのだったが、その中の一人であった。
まあそういう年頃だから カップルも出来たり消えたりしたのだが、H君とは何度か二人で会ったことがあった。映画か食事を何回かで進展せずだった。Hくんだけ東京じゃなくて神☆出身ってこともあり、そんなに東京のお店なんかにも精通してないところもあったり、当時はボンボンすぎてなんとなく物足りないな~って思った感じもあった(バカだったのね、私)
ところが久しぶりに話したHくん
「ああOOさん(旧姓) 久しぶりやな~ お元気そうで。」と柔らかな関西弁。
それからお互いの近況など話したが (あたりまえだが)随分そつなくオトナの余裕があふれた受け答えになっている。
「そっちは 震災で大変やろ?」
「うん。結構大変だったけどね。 そう言えばH君も阪神淡路の地震の時は大変だったでしょ? 大丈夫だったの?」と聞いたら
「ああ あの時はなあ。色々勉強させてもろたわ」 そのゆったりした関西弁がオトナ(再度 あたりまえだ、年食ったんだから)
携帯をN君に返して切ったあとに
「H君 すっかり貫禄でたね~ 今 何してるの?」って聞いたら
「H? はホニャララの専務だよ。次期社長だよ。オヤジさんの会社だから」 だと
ひえ~~! 惜しいことをした、つくづく欲がなかったのね、ワタシ。
ワタシがN君とそんなこんなで盛り上がっている間にオットはN妻やO君などと盛り上がり、計画停電余波で疲れ果てていた影響か、そんなに飲んでないのに かなり酔っ払って足元も怪しい状態になっていた。
お開きになった時はまだ終電も余裕の時間だったが、ちょっと電車に乗れる状態でなかったのでO君にタクシーを拾ってもらってオットを押し込んで家まで帰った。