局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

星三つを堪能した夜

2021-03-03 21:44:41 | 食べる
このブログにも書いた覚えがあるが、あのミ〇ュランとか言うグルメ情報本
あの☆情報にお店側も客側も踊らされる感があり、なんとなく(ふ~~~ん ヨーロッパのタイヤ屋に日本料理がわかるのかいな?)などと冷めた目線で見てたのですよね。
まあ ディナーでその手のお店に行くと高いからね、イソップのキツネとぶどうの話的な事情もかなりあったことは否めないのですが・・・

しかし、昨夜、友人の太っ腹旦那様のご招待(しかも社用車での送り迎え付き)で、☆☆☆の日本料理店に行くことができた。

https://gc8x100.gorp.jp/ こちら


羽田空港に行くときにしか通らないエリア 普通の住宅街にその店はひっそりと存在す。



大分の海老
うるいのジュレ 京焼の器


ホタテ貝と干し貝柱の真薯



越前塗のお椀も美しい
このお吸い物もそうだけど、ここってすごく塩味が薄いの それで出汁の味が際立つ。



お造り1は青森のヒラメ 兵庫の薄口しょうゆと赤いのはポン酢だっけか?でいただく こうとうねぎを巻いたりカボスをかけたりでのバリエーションも楽しく



お造り2は氷見のメジマグロ
丹波の黒豆で作ったたまり醤油と御殿場のワサビで食べる
普段、「まぐろより白身の方が好き~」なんて口走っているワタクシですが、ホントに美味しいマグロってのはただただうならされるもんなんですね。生意気言ってすみませんでした と謝りたい(誰にだ?)



寒中たけのこと若狭のアマダイ すみませぬ汚くて あまり美味しくて写真撮る前に食べてしもたよ。
たけのこのさっくりとして歯ごたえの中で筋を全然感じさせないのがすごい アマダイの皮の香ばしさと融けるような身もンマイ



根室ウニの飯蒸し 醤油も塩もかけない ウニの甘さを楽しむ



越前がにと菜の花
春を感じるね~



天然とらふぐの白子のフライ
これ、ヤバかったです LDL上がるが毎日でも食べたいと思った。



宮崎牛のいちぼのローストビーフとカブ 素晴らしく柔らかかった。またこのカブのむき方の美しさ!箸でちょうど摘まめるようなやわらかさで中まで味がしみていた。



お釜で炊いた特別栽培の魚沼産コシヒカリだそうです。コメ、立ってます。







ここの名物料理、タイ茶漬け ゴマダレを絡めた鯛をそのままご飯に載せて食べる。その後に出汁をかけて茶漬けにする。
美味しいに決まってるではないか



この日のお酒も社長からのプレゼント なぜかワイン 
写真を撮り忘れたが ピンクのモエシャンと



ブルゴーニュの白だった。マグロと同じく あまりシャルドネ好きじゃないんだよね~ なんて普段生意気言ってることを反省しました。
これは美味しかった。深い出汁の味ともマッチ。


イチゴのデザート 華やかな甘みと爽やかな酸味がこの日のフィナーレ



「久しぶりに化粧してちゃんとした服着たよね~」 と 熟女4人


個室はこの通り、シンプルで余計な装飾がない作り。
お料理も同じく、奇をてらわない直球勝負っぽいと見た。


まだ緊急事態宣言も明けないうちの会食だったけど、美味しいものは人を黙らせる。
目と目で美味しさを共有してひたすら食べましたよ。

ホントに素材の良い材料を端正に料理した品々だった。
素材と器からも季節感もあった。
何より、量もたっぷりだったのにワタシが完食できたこと! 最近フレンチやイタリアンだと半分量でも胃が重くなってギブアップすることが多くなったが、和食だと食べられるのね~ 次の日も胃もたれがなかった。
ヨーロッパのタイヤ屋、上等!

これだけ美味しいなら自腹でもたまには行きたいがなかなか予約が取れないらしいです。
また行きたいな~
コメント (6)
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