局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

ヒ☆ミ・ゴーにおける開き直りの美学について

2010-06-06 22:06:18 | 様々な思い
昨日のスカピン観劇感想はまた後日♪

一昨日の朝 何気なくTVをつけたらNHKの郷ひ☆み氏のインタビューだった。

途中から見たのではっきりしたことは言えないが、氏の「アンチエイジング」が話題になっていたようだ。
週4度のジム通いで筋トレ。週1度の造顔マッサージ、月1度のシミとりレーザーなどが表となって公表されていて、筋トレ姿などの映像も流された。
また ビタミンなどのサプリメントや漢方なども山のように服用しているらしい。


そりゃ~ ここのところ アンチエイジングや美容皮膚科の進化は著しく 手間とお金をかけたらかけただけの効果はありそうだけど、元アイドルとして・ここまで舞台裏を見せてもよろしいものなんだろうか?


白鳥が優雅に水の上を滑るように泳ぐのをみて私たちは美しいと感じる。
水の下で水かきをしている滑稽な形の足の存在ってのは隠されているからこそ優雅と感じる、そんなもんなんじゃありませんか?

得々として「自分がどんな努力をしているか」語る ヒ☆ミ・ゴー・・・
あまりにも無邪気 あまりにも無防備とつい思ってしまう。(とても人はいいんじゃないかと思うが)
スタア(と呼んでいいかどうかは別としても)っていうのは神秘的な部分ってところがあってこそスタアなのじゃないだろうか?
戦略として間違っているのではないかいな?

しかし、彼の新曲を聞いて考え直した私。

こちらをごらんくださいませ。

クリック☆

heyhey! 無意味に腹筋われてます♪ 
heyhey! 元気なおじいちゃん
             だそうだ・・・

NHKの みんなのうた で流されるんだそうだ・・・

はっきり言って相変わらず歌がうまいとまでも言えず、演技で売れるといったわけじゃなさそう。 中年の渋さが出ているわけでもない現在のヒ☆ミ・ゴー。
ものすごく自己愛が強いのは確かだとは思うが、二の線だけでこの先やっていけないだろうと自覚した上で敢えて三の線で売るという開き直り戦略としたら ものすごく冷静に自己客観視ができる人なのじゃないだろうか?

同年代のアイドルであった人たちが 「あの人は今?」状態になっても彼は相変わらずメディアへの露出は継続している。
やっぱり人の眼に触れてナンボの仕事なんだから戦略としては成功していると言える。

もしかしたらとっても頭の良い人なんじゃないだろうか? と 見直したわけです。

そんなことを考えながら その日はちょっと用事があって新宿に出たが、駅のあちこちに 福山雅治氏の大きなポスターが貼ってあった。こちらは完全二の線。歳の割りにとして見なくても完璧に近い美しさを保っている(と思う)←ひいきめもあるかもしれないが。
しかし、「ものの哀れをも包括する人間的オトコの可愛らしさって見地でみると ヒ☆ミ・ゴーも捨てたもんじゃない!」とその日に会った同年代の友人相手にランチしながら力説して
「局、今日はどうしたの?」と不思議がられたのであった。

ところでその日のランチは・・・野☆ビルのアジア料理の店

安いがまずい。
サラダバーが長蛇の列。学食じゃないんだからさ。 
長蛇の列には理由があって 30くらいの小太りの女性がサラダの具を一つ取るたびに一々迷い、ものすごくゆっくりした動作でお皿にてんこ盛りしていた。トッピングの乾燥オニオンやベーコンの粒なども吟味してスプーンに取ったり元に戻したり、ドレッシングも選ぶまで何十秒か迷っている様子であった。後ろに15人以上並んだ人たちがイライラしながらそれを見ているのに一向に気づかない鈍感ぶりであった。どこかに勤めているらしくIDカードを首から下げていたが、どのように仕事をしているのか怖いもの見たさで覗いてみたいとまで思ってしまった。
悪いことに彼女が取らないと次の人は手も出せない動線となっている。
店側としてもこういった愚図女がいることもかんがみてもうちょっと渋滞解消の工夫をしてもらいたい。





コケオドシの内装と 何食べてもイマイチだったラインアップ。
二度と行かないリスト入り。
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宝塚帰りの地下鉄で

2010-06-05 21:16:48 | 見る(映画 劇場 美術館など)
月組 スカーレット・ピンパーネル
瀬奈さま退団後のトップ きりやん&娘役トップ共にお披露目。
二人とも 歌うまく実力派!
作品の良さもあり大満足した。
詳しくはまたアップします。
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怪しいダイレクトメール

2010-06-04 20:27:56 | 日々の生活
先週末は実家に帰った。
母と用事があったのと 実家の浴室がリフォームされたのを見に行った。

今まで実家のお風呂はまるっきり昭和仕様。檜の浴槽はいいのだけど、コンクリートうちっぱなしの上に木のすのこになっていてその周りはタイル張りというレトロなものであった。
すのこが腐るので一番最後に入った人は一枚ずつそれをはがして立てかけなければならず、かなり面倒であった。

さすがに腰の重い父もその気になってリフォームする気になったらしい。

「ねえねえ、勝手にお湯が出てちょうどよくなると止まるのよ」 今の世の中あたりまえである。

「風呂桶も入りやすくてなあ 寝て足が伸ばせるのがいいぞ」 前のお風呂は深くて入る時もよっこらしょって大変だった。

「シャワーが手元で操作できるのよ」

もちろん段差をなくして手すりもつけてバリアフリーにした。窓も二重サッシにして浴室乾燥もつけて冬でも温かく入れるように脱衣所と洗面所にもエアコンもつけた。イマドキ当たり前のような仕様にも驚いて喜んでいる両親を見たら、もっと早くリフォームするように計らってあげたらよかったな~と反省した。
たまに行って レトロ感を味わうのはいいけど 毎日の生活となると不便な思いを長らくさせちゃったな~とも。

土曜日にはオットも合流して弟夫婦も一緒にご飯を食べたのだけど、弟が 「また怪しいものが着てるなあ」とダイレクトメールを拡げた。



某地方の天然ガス開発会社の出資のお誘いである。
某地方の広大な土地(ガス田あり)の写真 東京にある本社と支社の写真(どのビルだかわからないピンボケ写真) 天然ガスに関するレクチャーなどがもっともらしく記されている一見立派なパンフレットになっている。
ホニャララと言う会社の社長の顔写真も堂々と載せられ 会社の沿革も書いてある。 なんでも介護のビジネスをやって成功させたのだけど、もうそっちの役割は終えたとして OOO××に会社経営をゆだねて クリーンエネルギー開発として今度は天然ガスの発掘事業に乗り出したんだそうな。

出資金は1口 百万。それを1年後 2年後4%の配当があって 3年後には全額返却とある。



出資金の合計が34口ってことが笑わせてもらった。
天然ガスって3千4百万で掘れるもんなんですか? 

「多分 一年後に4%の配当だけあって、後はドロンだよね」という結論に達した。

A4の封筒の宛名がマジックでの手書きってのも哀れを催したが、一体何処から調べてこの手の怪しげなものを年寄り所帯に送ってくるのだろうか?

最近も熱海だかの旅館の出資詐欺もニュースにあったけど、あれは全国から何億って集めていたと思う。

父も商売をしていたから少々のことでは騙されないとは思うが、この先ボケでもしてこういうのにひっかかったら怖いと思う。
今はもう載せてないが、電話帳にも番号は載せていたから怪しげな勧誘電話はかかってくるし、ウチのムスコを語った振り込め詐欺電話もあったそうだ。

母は 「ウチの孫はあんたみたいなバカじゃないんだよ」と果敢に撃退したらしいが・・・

しかし2年ほど前には ちょうど弟が訪ねて行った時に 怪しげなシロアリ駆除業者が畳をあげてまさにその下の木の部分にのこぎりを入れるところだったのを すんでのところで止めたという事件もあった。

あと最近では、弟嫁の同窓生を語った何者かが 彼女の携帯番号を聞き出そうとした電話も父が教えそうになったこともあったそうだ。
幸いに番号がすぐにわからなかったので 「こちらからかけるので そちらの連絡先を教えてくれ」といったら何も言わずに切れたらしい。
「お父さん イマドキは連絡先を聞いてくるような電話はたいてい詐欺だと思ってくださいね」と嫁にキツク言われていた。

ホントに油断も隙もない世の中でイヤだわ。
たまには本当に 昔を懐かしんで連絡を取りたいっていう知り合いってこともあるだろうに、そういった絆は断ち切れてしまうものね。

いずれにせよ ここまで善良に生きてきた老夫婦。
騙すなんて了見で接触してくるのはやめてほしいもんだと思う。



この二人には平和な老後を送らせて欲しいもんだよ。

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リハビリ仲間?

2010-06-02 21:19:03 | 日々の生活
三月頭に首に突然の激痛、そして検査を受けて頚椎のヘルニアであることがわかった。 このへん→ 

リハビリの成果もあり症状は改善した。そして理学療法士さんのアドバイスのおかげで、自分の姿勢や身体のクセを見直すことにより、長年の肩こりもひどくなる前に治すようにしているので、肩こりから頭痛に移行するくらいひどいことにはならなくなった。
とても簡単にくくってしまうと、腰の痛みや首、肩の痛みも 腰周りのインナーマッスルを鍛えてそこで身体を支えるクセをつけると起こりにくいし軽減するようである。

今でも週に一度朝一で行ってリハビリを続けている。
だいたい行く曜日は一定しているので 朝一のメンバーの顔ぶれもわかってきた。
スポーツ外傷や交通事故後のリハビリの人も居るには居るが 圧倒的に多いのはやはり高齢者である。
70代から80代 80代以上は女性が多いというメンバーである。

お互い顔見知りみたいで、おばあちゃん同士は顔を合わせると親しくおしゃべりして、町内のバス旅行で行った先の山梨のお土産と、ムスコが買ってきた味噌漬けの交換など行われている。
(別に聞き耳を立てているわけじゃないけど 年よりは声が大きいのでつい聞こえてきてしまうのである)

やはりそういう中だと私はまだ若い範疇に入っているであろう。そしてリハビリはパンツ姿でしかできないのでジーンズにカジュアル傾向な服装なのでどうしても若作りになっていると思う。そして、足を引きずるわけでもなし、サポーターをしているわけでもなく、さっさと歩くし今や見た目じゃどこか悪い所はどこ?と思われて、一種好奇の目で見られていたのかもしれない。

私は、どうも温泉地に行くとばあちゃんに話しかけられ、油断すると年寄りが寄ってくる吸引力があるようである。(どうせなら若いイケメンにもその吸引力が発揮されたら良いのにな~と思うがそうもいかない)
なので、こういう場ではその吸引力を抑えるために、朝刊か文庫本を持って待合室で読み、あまり「フレンドリーオーラ」を出さないように努めている(笑)
別に転びそうになった年寄りに手くらいは貸すし、ことさらにつっけんどんにするつもりはないが 敢えてリハビリ仲間のばあちゃん友達を作ろうとは思わないではないか。

しかし、先々週のこと、隣の椅子に5,6人で座って 賑やかに話していたばあちゃんズの一人がリハビリ室に移動する時に、首巻(スカーフというより首巻が正しい)を忘れて置いてあったので、それを持って「どなたか落し物じゃありませんか?」と渡してあげた。
その首巻はばあちゃんズの中のリーダー格のようなばあちゃんの持ち物だったらしかった。その時は彼女からおおげさにお礼を言われた。

そして先週、いつものように一番隅に座って文庫本を読んでいた私の前に ばあちゃんズが座って 当然のように
「おねえさん あんたどこが悪いの?」と聞いてきた。
「えっ 頚椎のヘルニアなんです・・・」と答えざるを得ないではないか・・・

「ああ ヘルニア・・・」「私の里のねえさんが」とか「だれだれがそうでどんな症状が出て なんとか」と盛り上がるばあちゃんズ・・・
その場は病気話が自分の身内のところに波及して それ以上こっちにツッコミが入らないうちにリハビリ室に呼ばれたのでよかったが 
「どこから来たか」とか聞かれると少々事情があってめんどうだな~とは思っていた。

そして 今日。
そのばあちゃズの一人が親しそうに挨拶してくださって 巾着からアメを出して私に一つくれた。

ばあちゃん井戸端会議仲間の吸引力は強そうである。引っ張り込まれないように必死に抵抗中。






コメント (8)
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