『青白き竹肌倒し杉出せば朝とは違う森の色合い』
『竹切りて現れ出でし杉の森一陽受けて幹小豆色』
『竹滑る斜面を見れば草も無き細根もあらわ土も流れて』
『侵食の穴に朽木を押し込めて流れ断ち止め森を守らん』
地下に水による侵食穴が通ってしまい あちこちに陥没穴が出来ている
近隣の同じような状況は 南側に孟宗竹が繁茂して日陰になってしまった北向きの谷筋斜面に多発している
とりあえず穴には朽木を詰めて塞ぎ 溝は丸太を横に入れ段差工を施した
少しは侵食を防げるのは 沢筋で実証済みだから
草も無い林床は 等高線状に竹をならべて 表土の流出を防ぎながら植生の回復を待ちたい
『タンポポに一陽来復蝶も来て木枯らし避けし陽だまりの里』
『陽だまりにタンポポなずな既に咲く冬至となれば春も兆しぬ』
冬至から二日目 米粒二つ分だけ陽が伸びたか
そんなことを子供の頃 言われたものだと思いつつの帰路 たんぽぽから蝶が飛び立った
タテハの類かと思ってみたら 羽の幅が狭い その上 寒いのにすばやい動きだ
なかなか近づかせてくれない やっと一枚撮ったがいささか小さい
同定は別にして タンポポや蝶が目の前にいると 春の感じがするのは小生だけか?