カブ隊と思っていたらビーバー隊だった。最年少は3歳である。田んぼに入ったのは4人だけ、少々寂しい人数だったが、棚田自体が小さいから丁度良かったとも言える。小生は苗の取り分け方と、植え方の指使いを教えただけだったが、子ども達は飲み込みが早い。
引率のリーダーが「お手本に」と最初に田んぼへ入ったまでは良かったのだけれど、長靴が抜けなくて尻餅をついてしまった。稲刈りも済んでいないのに尻餅とは気が早すぎた。
脇の森では、至近でサンコウチョウがさえずる。ホトトギスも谷の空を飛びながら鳴く。鶯も鳴いている。こんな環境で田植えを出来るところは少ないと思うのだが、感動する人も居らず心外だった。思うに、小生以外は初心者ばかり、そんな余裕は無かったのだろう。