泥水地の構造修正がようやく終わった。出水に備えて排水を良好にする事、水面面積を広げる事、泥浚いをして畦の高さを上げる事、などだった。育苗トレイ2枚分の早苗も「虫の餌用」に植えつけることも出来てほっとした。
水生植物のガマが繁殖してきたから大半は根こそぎ除去した。ガマも葦ほどではないが地下茎を走らせ漏水の原因植物になりそうだからであるが、元々は「トンボの羽化用」に導入したのだけれど、トンボ達は喜んで使ってくれないので「お役御免」とした。カンガレイが今の所は羽化用には利用率が高い。
今期はイトトンボの飛翔が増えて、水辺の作業は気を使う。飛翔力はないし、畦の低い位置で羽化するから気がつきにくい。姿を見せ始めたアカトンボの羽化も似たような感じである。水稲が育ってくれば、そちらに移ってくれるだろう。