トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

出水の前に 2

2012-06-24 | 水辺環境の保全

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 泥水地の構造修正がようやく終わった。出水に備えて排水を良好にする事、水面面積を広げる事、泥浚いをして畦の高さを上げる事、などだった。育苗トレイ2枚分の早苗も「虫の餌用」に植えつけることも出来てほっとした。

 水生植物のガマが繁殖してきたから大半は根こそぎ除去した。ガマも葦ほどではないが地下茎を走らせ漏水の原因植物になりそうだからであるが、元々は「トンボの羽化用」に導入したのだけれど、トンボ達は喜んで使ってくれないので「お役御免」とした。カンガレイが今の所は羽化用には利用率が高い。

 今期はイトトンボの飛翔が増えて、水辺の作業は気を使う。飛翔力はないし、畦の低い位置で羽化するから気がつきにくい。姿を見せ始めたアカトンボの羽化も似たような感じである。水稲が育ってくれば、そちらに移ってくれるだろう。


よくよく見れば

2012-06-24 | 小父のお隣さん

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 林縁 の笹竹の上に、モリアオガエルがいた。特に逃げる様子も無いから撮影したのだが、この個体、少々痩せているように見える。繁殖期で多忙だったのだろうか。余計な一言には違いない。

 小生、まじまじ観察するのも珍しいのだけれど、手足を見て「ヘエー!」と声を出さずにはおれなかった。思っていた手足の形状ではなかったのだ。結構複雑で機能を特化させた指先になっている。アマガエルと同じと思っていたのだが、カメレオンに近いような形で、全く異なる。

 手にとって見る事など無いから仕方あるまい。自分の手はみるけど、血豆が一つ出来ている。血豆では吸盤にはならないし、滑り止めにも…ならん。


ジャガイモの実

2012-06-24 | 性向有毒の翁なれば

Photo_7  ジャガイモの実が新聞に載っていた。「ニュースになるほどの事か!」と思ったけれど、身近にジャガイモを栽培していなければ珍品なのだろう。

 拠点、道具小屋前の畑にもジャガイモの実がついている。青いミニトマトそのものだけれど、熟すと赤くなるのかどうか確認した事は無い。

 「有毒」という不確かな記憶も過ぎるが、さてどうなのだろう。落下しないで熟したら、その時はその時だ。