トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

今日のとんぼ「クロイトトンボ初見」

2018-05-12 | 小父のお隣さん
 泥水池1の除草をしていたら水面近くを飛翔するイトトンボを見つけた。注意して探すと3匹ほど確認できた。イトトンボ類は今期の初見である。

 この種の名前が図鑑では特定できず、S先生に写真と現場の飛翔体を見てもらい判断を仰いだのは昨季の事だ。その時に「クロイトトンボではないか」との判断であったが、小生にはどうしてもクロには見えなかった。それは今期も同じだし図鑑を見ても同じである。

 このトンボを見かけるのは水面すれすれの飛翔、水面近くの細い葉に水平に止まる。通りすがりやメダカを見ている注意力では見つけにくいトンボだ。小生が出会うのはおおむね除草や泥浚いで四つ這いや腰を低くした時が多いのだ。

一縷の望みも功を奏さず…

2018-05-12 | 水辺環境の保全
 排砂障害の杭を切る ➡  流れが良くなった
 一夜で130mmほどの降雨があったから「取水升は埋没」と心得て、とりあえず送水管の継ぎ手を順次外して通水を確認する為に取水部の浚渫をする。
 流路の移動はなかったものの取水升内部は砂礫で埋まっていた。陰圧の強い部農会タンクへの取水管も砂が充満している。これは初めてみた。取水升の砂泥を取り取水管口を顕わにせてから上部フイルター部に堆積しないよう杭を切断しオーバーフロー部を広げた。
 これで水流が有れば砂礫の堆積は緩和されるだろう。


 そのうえで継ぎ手を外し排砂・通水確認の作業を開始する。記憶を辿ってみれば「当然の結果」なのだ。この旧来のやり方では通水困難で、結局はエンジンポンプを購入し強制送水に替えたのである。
 とは言うものの「溺れる者、藁をも掴む」の故事来歴の様な「通水不通時、継ぎ手を外す」程度の作業で断水解消になる訳も無しだった…。

 エンジンポンプの強制通水が最適と理解していても身体環境がその作業を許さない。多少とも送水に繋がるかと取水側から送水管の継ぎ手部分を外して通水具合を確認した。
 1番管と2番管の継ぎ手部を外し通水確認、2番管と3番管の継ぎ手部分を外して通水確認、3番管と4番管の継ぎ手部分は砂防ダムの斜面にあり、現在の身体状況では無理がある。この部分がダム堰堤を避けたため管路が山なりになっている部分で水圧が落ち砂泥が沈澱しやすい場所でもある。いわば急所なのだがアプローチ不能で何とも締まらない作業となってしまった。

 この堰堤下の降下部分では通水していないから詰まっているのは3番管の可能性が大きい。しかし上昇部で詰まっているとなれば、その先の継ぎ手を外しても通水は難しいだろう。結局、退院後の診察抜糸を済ましてから強制通水する事にした。
          1番と2番の継ぎ手部  ➡  2番と3番の継ぎ手部