トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

ササユリの開花期になった

2018-05-26 | 感じるままの回り道
 三日月池畔の刈り払い時、崖斜面にネザサに埋もれてササユリの蕾が見えた。蕾が無ければ同化し凝視していても見出しにくいササユリだけど開花時期になると一発で存在が知れる。

 この事で多くのササユリやヤマユリ、キンランなど失ってきているが、今年も失う季節になった。開花期だと言う喜びより花で個体を失うだろうと言う危惧が先に立つ。「花が目立たなければ」と花弁を外し人工授粉で盗掘を乗り切る株もあるのだが、今期は開花期に巡回できない。
 蕾が未熟なうちに花弁を外すのも受粉につながるかどうか判断できず「盗掘されるよりは…」と蕾を外せば繁殖につながらず、この時期は何時もこれで揺れる。花が揺れる様を堪能したいのだけれど開花させれば数日も持たず消えるのが現実だ。 

今日のとんぼ「オオシオカラ♂、ショウジョウ♂初見」

2018-05-26 | 小父のお隣さん
 24日、泥水地でオオシオカラトンボ、ショウジョウトンボ、どちらも♂の初見となった。ショウジョウの♀は初見してしばらく経過したがオオシオカラの♀はまだ見ていない。

 時間を置かず二種のトンボを初見出来たと言う事はシーズンも勢いがついてきた証しだろう。フールドの整備を始めた頃には良く見かけたダビドサナエが見られなくなって久しいが、これは森づくりが進んできた事と関係がある。

 既にシオカラトンボ、クロスジギンヤンマ、オオシオカラトンボ、ショウジョウトンボ、クロイトトンボ、アサヒナカワトンボ、 ミヤマカワトンボ、視認しただけのサナエ科等、8種類ほどが発生している。
 正確には限られた時間とエリアの範囲だけの話なので実際にはこの数を上回っているだろうと思っている。なにはともあれ「目の保養」には事欠かなくなったものの、遠視と乱視の小生では追視に苦労する。まあ、追試よりなんぼか良いけれど…。
          オオシオカラトンボ       ショウジョウトンボ