トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

今日のエッ!品「新茶葉の羊羹」

2021-05-09 | 小父のお隣さん
 どうも新芽の色合いが気になってしょうがない。「食べたら美味しいだろう」が抜けないのである。新茶葉の佃煮は作ってみたし紅茶製作も今期は裏を返している。我が餓鬼道。腹の虫を収めるには無視も出来ないので取り残しの新芽を集めて羊羹を作る事にした。
 紅茶用に2回も摘んだ茶樹にはそう多くの新芽は無く10gがやっとだった。それでも「新茶葉羊羹」には出来るだろうと、早めにご帰館し昼食前に作り始めたのだ。茶葉はレンジで加熱しフードプロセッサーに砂糖と水を入れて粉砕するつもりだったのがペースト状にならず細かい破片にしかならなかった。これだと色合いが薄くなるだろうから粉末茶を混入しお茶を濁した。

 棒寒天1本は200㏄の水で沸騰させ溶解、これにレンジで加熱した茶葉溶液を加え沸騰させてから撹拌冷却していく。と言うのも微細な破片にしかならなかった新茶葉は沈殿してしまうので、これを羊羹の中に均等に分布させるには沈殿しない粘度まで撹拌しつつ冷やす必要があったのだ。
 一応の沈下速度になったから製氷皿に入れてみたら計ったように丁度一杯で、前回のイチゴ糖羊羹の時と同じく「ラッキー!」てなもんや三度笠。

 冷え固まったのを昼食のデザートとして試食。色合いはともかく新茶の風味はするし葉の細片は口で分かるけれど、何よりも少し甘味が不足した。あまり甘くするのも味を落としかねないので大匙3杯を加えたものの「もう少し入っていても良かったか」が正直な感想だ。
 何で「羊羹」なのかと言うと棒寒天は余っていたしお茶うけになるスイーツも無く、コロナ禍のゴールデンウイーク中はスーパーに行きたくないし、まだ残っていたイチゴ糖羊羹は少々食傷気味だったから。まあ、茶葉の薄い苦味が初夏の味わい、そんなところであったわい。

 ここで思い出した。ヨモギペーストは冷凍庫に有って、白玉粉も上新粉も購入してあったのだ。羊羹が無くなったら季節のヨモギ餅だあ!。

 10g ➡  粉砕 ➡  型に入れる ➡  試食

二つ池、沈泥分水池の泥浚い

2021-05-09 | 水辺環境の保全
 前回の泥浚いでは終了しなくて、今回は残りの部分を浚ったのだ。たかだか一坪程度の面積だけれど立ち込んでショベルで掘り取るのも難儀なこったが、やらなければ終わらないし堆積させたままでは沈泥池の機能が無くなる。
 30cmほど堆積しているが半分は落ち葉で半分が泥土のような状態だから、これを堤や畔の補修に使うとおっつけ威之志士様の跋扈蹂躙に遭うのがお約束。で、今回は水切りが終わったら腐葉土作りに落ち葉プールの残葉と混在させて熟成を早めてみたい。まあ、一輪車で運ばねばならないけれど、出来た腐葉土は食用菊にたんと施すことでたらふく食えるという皮算用があるのだ。

 この分水池からの分水路の浸食が進んでオーバーフロー部の設えに差し障りが出そうになってきた。分水路に杭列を何段か施して浸食を防ぐ算段もしなくてはならない。ひとつ片付いても次の作業が控えていて自転車操業・水商売だなあとつくづく思うのだった。