キジョランを増殖したくて採種しては播種を繰り返すのだが播種したほどの定植苗は得られていないのが現実だ。とにもかくにも発芽までの期間が長く40~50日は当たり前で「発芽しないだろう」と忘れた頃に萌えだすのだ。そんな事からS先生のやり方を今回は模倣した。だからと言って発芽が早くなるなんて事も無いのだが、少なくとも吸水し膨れて発根までは確認できるからだ。
トレイにキッチンペーパーを2枚敷いて、その上に種子を並べキッチンペーパーで覆い水を切らさないように管理する事50日、ようやく発根して種子の片側が持ち上がってきたのだった。今回も「発芽しないかもしれない」と思い始めた矢先のことで、取るものもとりあえずポットに上げたのだ。
ポットも今回はロングポット使用して1本植えでなく発根した苗を各ポットに均等に分け、更に未発根の種子も分け1ポット当たり複数の蔓が伸びるようにしたのだ。これもS先生の方法を踏襲した。今までは貴重な苗だからと単独で植栽していたのだが定植地点で消える事も育たない事も多々あって、まあ、危機管理の方法論とでも言えるのだろう。
今回、播種した種は食草園で初めて結実した物だったのだが昨年の九月には蔓が枯れてしまい種子の充実は無理だろうと思っていた種で、それでも11月ころには莢が開いて大冠毛を付けた種子が望まれたので採種したものである。どうせ駄目だろうと思っては見たもののS先生に伺うと「親蔓が枯れても残った養分で充実に近づける場合もあるから」と言われ、それならと播種した結果だ。
とにもかくにもロングポット8個に種子を10粒程度並べ、半分は未発根だけれど3~4本の蔓の苗は出来そうかも・・・。
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トレイにキッチンペーパーを2枚敷いて、その上に種子を並べキッチンペーパーで覆い水を切らさないように管理する事50日、ようやく発根して種子の片側が持ち上がってきたのだった。今回も「発芽しないかもしれない」と思い始めた矢先のことで、取るものもとりあえずポットに上げたのだ。
ポットも今回はロングポット使用して1本植えでなく発根した苗を各ポットに均等に分け、更に未発根の種子も分け1ポット当たり複数の蔓が伸びるようにしたのだ。これもS先生の方法を踏襲した。今までは貴重な苗だからと単独で植栽していたのだが定植地点で消える事も育たない事も多々あって、まあ、危機管理の方法論とでも言えるのだろう。
今回、播種した種は食草園で初めて結実した物だったのだが昨年の九月には蔓が枯れてしまい種子の充実は無理だろうと思っていた種で、それでも11月ころには莢が開いて大冠毛を付けた種子が望まれたので採種したものである。どうせ駄目だろうと思っては見たもののS先生に伺うと「親蔓が枯れても残った養分で充実に近づける場合もあるから」と言われ、それならと播種した結果だ。
とにもかくにもロングポット8個に種子を10粒程度並べ、半分は未発根だけれど3~4本の蔓の苗は出来そうかも・・・。

