シェルター水路の葦抜き

　今期、葦角抜きは実施したもののその後に育った葦が水域に目立ってきた。トンボの羽化台になるものは他の植物で代用できるし、何よりも張り巡らされる地下茎は漏水の元凶になるのだから「退治根絶」は稲作農家の遺伝子である。そんなことでシェルター水路の葦抜きを実施し他の水域も葦抜きをした。
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　シェルター水路の畔は冬季に威之志士様の跋扈蹂躙に遭って崩された部分もあるので浚渫土を盛り上げ即席の補修も行う。ついでにオーバーフロー部は木樋の下から漏水し水位が下がったままなので踏み固め空洞を制圧し、ここにも泥土を盛り上げて補修を済ます。これで水位も数センチは上昇するから絞り水に頼っている水路でも通年涸れない故に貴重なシェルターでもある。「リザーブ」という言い方もするが本当はどちらが適切かなんて分からない小生である。
　まあ、水切れしての避難行動はメダカやヤゴ、はてまたオタマジャクシには出来ないだろうけれど、たまたまこの水路に生息している生物は安全域にある。どっちにしろどの言い方でも間違いではないのだ。