トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

色々あらーなトリノクソダマシ

2021-11-14 | 小父のお隣さん
 蜘蛛は虫なのだろうか、いつも悩む。昆虫では無いのは承知なのだが昆虫図鑑に載っているのは不思議である。きっとあの秘密結社の陰謀なのであろう。
 まあ、秘密結社でなくても政府も省庁も下々をだまくらかすことは日常茶飯事みたいなもんで、食物連鎖の渦中の皆々ではそれなりに知恵を絞っているに違いない。この日、たまたま見に行ったナガサキアゲハの蛹を見る前に写真の物体に目が行ったばかりにナガサキアゲハの蛹を見損なってしまった。トリノクソダマシもメクラマシになる実例か・・・。

 久しぶりに見たので蜘蛛なのか昆虫なのか、名前さえ出てこなかった。自宅で図鑑対照したものの体色やデザインが全く異なる図絵だったから断定しかねるけれど「トリノクソダマシ」で良いだろう。まあ、間違っていても何の障害も無いし迷惑を被る輩もおらんわい。
 つらつら眺めて気が付いた。美葉の腰にしっかりと抱き着いておるではないかい。確かに抱き着きやすく外れにくい。こやつ、なかなかの優れ者と見た。ビバ!ビバ!。しかし、糞に似せてはいると言ってもなかなか美しゅうござる。美糞!美糞。

          

今日のエッ!品「香ばしバナナ味、玄米クラッカー」

2021-11-14 | 何よりの楽しみ
 「雨降りお憑きさん」ではまっ昼間から眠気が猛襲するだけで、これは堪らん。読書は入眠剤用として控え、工作は粉塵が籠るから出来ず、結局は「玄米粉クッキー」作りで眠気と戦う事にした。玄米粉の一回の使用量は焼くトレイの大きさで制約があるからまだ2回分はある。

 既に玄米粉クラッカーは試作済みだし目新しさが欲しくて考えたのがバナナチップスを混合して「バナナ風味」を試みる事にした。バナナチップスは「玄米粉の三割程度で良かろう」と推定し擂鉢で粉砕し玄米粉等の材料と切り合わせ生地を作る。これを3mm厚に伸ばし型抜き。今回は生地の状態を上手に作れたから型抜きが可能だった。トレイに乗せてから思い付きで黒ゴマを付け表情を出してみた。これも数回の試作で余裕が出来た結果だろう。同じレシピで作った事は無いけれど要領と言うか余裕は出てくる。

 170度15分で焼き上がり。焦げ目は無いけれど火は十分に通っている。早速試食してみたら思っていたようなバナナ風味は出てこなかったけれど、そこはかとない味わいがあって、こういう風味が分れば「美味しい・旨い」と思える感じであった。クッキー等のレシピとは異なり糖分やバターが少ないからお茶の友にも小腹が減った時の腹の虫退治にも使える一品になっただろう。
 これを食べていた折、ビビビッ!と天からの啓示、霧島連山から展存降臨があって100%バナナチップスと100%リンゴチップスでクラッカーを作るよう憑神様を通じてのお達しだ。文句や苦情は言えない。作るしかない・・・。

 もちろん、この記事は生まれも育ちも雅な小生の出自ゆえ、焼き立ての香ばしいクラッカーを紅茶で頂きながら書いているのであって、これが済めば夕餉の賄い、一服し入浴・読書、寝落ちと、かくのごとくこの世の一日はつつがなく去っていくであろう。雨の日もまた楽しからずや。諸物価高騰の折り、少ない年金生活でも玄米クラッカーを齧って孤茶が出来るのは幸せと言わず何と言う。

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                  秋深し隣も孤茶をする人ぞ   馬笑

**今日の都々逸

2021-11-14 | 感じるままの回り道
                国庫強盗         
                Goto負債
                Goto子孫へ
                ツケGoto ハアコリャコリャ

新種マユタテアゲハ⁉

2021-11-14 | 小父のお隣さん
 最近の「お化粧法トレンド」は「眉」なのだそうで、眉だけに特化した店舗も出てきているのだとか。スマホのアプリで「自分に似合う眉」をAIが教えてくれるサービスも有るのだとか。老若男女こういう事が興味の対照、トレンドになってくるような社会は健康的ではありえないと小生はついつい思ってしまう化石だった。そうは言いつつも「下々、子々孫々に国家の負債を増すのがトレンド」いいえ常習となり下がった陣笠先生の化石振りには遠く及ばない。

 そんな折、フイールドで流行・トレンド、先端を行くアゲハを発見したのだ。正確には発見したのはSさんで小生は教えてもらっただけであるが、何と「マユタテアゲハ」だったのである。嘘も隠しも無いし合成でもない眞正の1枚オリジナル激写板なのである。
 翅の肩口、赤い眉が明確に歴然と乗っている。おりしも日光浴で翅を広げてくれたから普段では撮影し難い1枚が撮れたのだった。御開長は恐らく120mmほどあるだろう最大種と言っても過言ではない。その上、その上である、トンボ池の一画にあるユズの幹にはこの種の蛹と蛹になる直前の幼虫が上下に接近して存在していたのだ。御開長と聞いて別の事を想った人は人には言えない観察があったはずであるがここでは触れない。字も違うのである。
 S先生曰く「蛹化・越冬環境として選ばれた場所が同じ」だったとの事で、やはりどこでも手当たり次第に蛹化場所にする訳は無いだろうくらいは小生でも推測できる。しかし、自宅のジャコウアゲハの越冬蛹をみれば勝手気まま、三々五々好きなように場所取りしていて「エーッ、なんてことだい!」と言ってしまう場所もある。この種の蛹化場所は「お馬鹿」に尽きる。まあ、科学的見地ではなく経験値・・・。
 蛹化直前の個体   ➡    蛹化後は保護色で見分け難くなる

 このチョウ、本来の名称はあるのだが「紋が白いのにモンキアゲハ」の呼称ように紛らわしくない「マユタテアゲハ」が呼称としては最適では無いだろうか。しかもトレンドなのでチョウも嬉しいし今日も嬉しい!。次のハロウィンにはこれを模した仮面で参加したらモテるだろう。
 渋谷の交差点に立つおいらを空想するだけで鳥肌が立つが鱗粉の代わりには脂漏性湿疹の落屑を付けてだ。しかしまあ真実早い話、鳥肌を立てられ眉を立てられるだけであろうが・・・。

        

 まあ、いつも通りの無駄話とは言え「名は体を表す」とも言われるし「言動一致」も大切な要素である。「よし!いくぞー」と言っても青森から出なかったり「よし!川英治」といっても氾濫は毎度のように起きる。その中で択一秀逸なのは「よし!名がさゆり」なのだろう。あの「青い山脈」や「草を刈る娘」の主人公ぶりを見れば「さすが!なるほど!天晴れ!」といまだに言えるのだ。体現する名前でなくてはいけないだろう。だからマユタテアゲハ!。