
酒粕 300g
バター油脂類 30g(バターが無くバター30%含有のマヨネーズ状油脂を使用)
砂糖 大さじ3
卵 1
ベーキングパウダー 小さじ1
シナモン 少々
薄力粉 適量(粘度調整用だ。お茶漉し3杯程度使ったか)


150度20分焼く。全体に焼き色は濃くなったものの水分が少なくなった印象は薄い。冷却台に乗せ冷えるまで我慢・辛抱・イライラ待っていたらおやつの時間はとうに過ぎ去って、今日も空茶と相成ったのだ。まあ、端的に言えば愛無くて哀成ったのである。これも人生の楽しみでお八つみたいなもんじゃぁ焼き焼き。
食感はソフト、酒粕ベースなので咀嚼していると歯にまとわりつく。砂糖の甘さもシナモンの風味も感じられないのは、砂糖は少なめにしたし、シナモンは酒粕の風味に負けたのだろう。この点はどっちでも構わない。


酒粕が主材料なのは酒粕の栄養成分を手軽に摂取出来ないかと考えたからで、甘酒より高温で加工するから成分の変性や喪失も有ると思われるものの、気分は損なわれない。小麦粉ではなく玄米粉を混合したかったが全て使い切っていた。新たに挽いて用意する気にもならず薄力粉にしたのだが、混ぜ合わせでグルテンが生じるから玄米粉よりネチネチするだろうし水分は抜け難くなるのは道理であろう。その点、米粉はグルテンが生じないから混ぜ合わせが必要な段取りでは役に立つ。食感も随分と変わるだろう。再試行は小豆クラッカーの後にする。