近隣の社会インフラに支障をきたす可能性の発生した伐採SOS、聞捨てる訳にもいかずサポートに出かけたのだがやはり無理がたたってその夜の疼きは収まらず深夜3時間ほど寝付けれなかった。起床して昼前には鍼治療の予約があったので出かけたのだがやはり凝り部の拡大は指摘され、一週間おきで施術していたのだが間隔を半分にされてしまった。これは出費の増加と言うよりも回復期間を遅らす事になったのが痛い。
その深夜の出来事、眠れぬままにグリグリモミモミを繰り返しつつ「グリグリで痛めては更に悪くなる」のであるから行いたいのを自粛して深夜放送のリスナーに変身していたのだが、その中で北海道の「竹輪パン」がソウルフードであるような紹介があった。個人的には「美味しいはずも無い…」と思いたいけれど肩の痛みで「一日二日、肩を休ませよう」と出かけなかったのだが、そうなると日中の時間をどう過ごそうかと思案投げ首、シアン猛毒の手太楽になる。で、竹輪パンを試作して実証実験する事にしたのだった。
竹輪も無いし、中に詰める食材を考えながら買い出し。詰めるものは小倉羊羹、チーズ、キムタクの三種にした。キムタクと言っても説明が必要だ。普段のお惣菜にしているキムチにヨーグルトチーズ、糀を混ぜたキムチーズに飽きてヨーグルトチーズの代わりにプロセスチーズを混入させレシピを変更して食べていたのだが、これに沢庵を刻んで混ぜたのがキムタクなのである。この三種三品パンで夕食を、と言うのがこの日の狙いだ。
生地作りはレンジ発酵にしたのだが、どういう訳か膨らまなかった。牛乳が無くてヨーグルトを牛乳の代わりに使用した事が悪かったのかどうかさえ不明だ。であるから全く発酵していない生地のパン、これをパンと言えるかどうか、発酵しなっかったからパンで無い、と断じた方が正しいのだろう。故に今回は「竹輪パン」とは程遠い結果であった。試食したら羊羹一番、チーズは二番、三番キムタクどうの屁・・・。たしか味の薄い事を郷里では「どうの屁」と言っていたように記憶するが方言集を眺めても載っていなかった。まあ、ともかくキムタクは味が薄かったと言う事。またチーズを「とろけるチーズ」にしたばっかりにチーズ入りは解け出てしまったし捲土重来、次回は発酵万全で再見!。