トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

ネザサの抑制

2016-05-22 | 今日は真面目に
 道具小屋西側、段々畑跡の刈り払いを続ける。ここには植樹をせず、自然実生を待ちつつ遷移を楽しもうとしている区域である。
 この頃は疎林らしく見えるようになったが林床下草刈りとは言え、その本質は「アズマネザサの抑制」に尽きる。萌芽密度の高いところは刈り刃をスライドさせながら地際で刈り払い、密度が小さいところはポイントで刈り刃を突っ込む。
 基本的には「選択的刈り払い」なので、実生の幼樹は選択する必要があるし、草本でもヒヨドリソウやサルトリイバラなどは残している。ササユリも数は少ないまでも現存するのだが、ネザサのシュートと紛らわしく何本かは切断してしまった。後の祭りとはこの事である。
 車の運転操作とは異なるものの動体視力や機敏さも必要なのが選択的刈り払いだ。満然と刈り払っては積年の汗水を台無しにしてしまう。

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