トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

掘って掘ってまた掘って・・・

2025-03-04 | 今日は真面目に

 お爺となったとて「ここ掘れワンワン!」なんてシバがいる訳も無し、桃太郎のように犬、猿、鶏だったかお供がつく訳でも無し、孤爺のお供は膝に保温サポーター、肩にカイロと湿布のお供であれば粛々と黙々と災の河原の砂礫掘りを続けるのみなのである。ホント、砂礫の中で蚤が掘り進めているに近い感覚だ。「おいらは蚤かいな⁉」と自問自答したところで孤爺のみしかおらんわい。返事が来るはずもない。

 で揉んで、は肩の痛む夜半の寝具の中だけれ「でもんで」今日もまた砂礫掘りを続ける。一応、砂礫の流れ止めに丸太を一本設えておいたのだが、やはり上流部から手当てが必要と判断し、もう一本を運んで据えてみた。その後に流路を逸らして堰上端面を露出させるべく掘り進めて、ようやく50cmほどのぞかせる事が出来たのだ。

 しかし取水升開口部は更に40cm下になる。これ以上掘り進めるには上流部の砂礫層を取り除く必要がある。そんな塩梅を考えてみると据えたばかりの丸太材は上流方向に移動させつつ下側に30cmほど沈めないと取水升フイルターを掘り出せないのが判った。で揉んで、いいえでもんでこの日はここまで。次回は水流を更に逸らして段差工の丸太を更に沈めて河床を下げておかないと取水升までは到着できない。

 25日に吐水量を量ったのだが12ℓ/分にまで低下していた。既に最大吐水量の半分を割っている。現状では伏流水が堰上端にまであふれているから取水升および送水管内の砂泥で水が細くなった、と考えてよいけれど、排砂バルブを開放しての排砂作業は一昼夜の断水をもたらすから降雨で水域が湿っている状態でなければ恐ろしくて排砂作業ができない。水量復活する前に水域の水切れとなる心配があるのだ。まあ、頭頂部に毛髪が減る訳である。3月3日頃に降雨の予報が出たけれど、さーてどうしよう⁉、と言うより粛々と砂礫を運び出し続けねば解決は無しなのである。スコップを使うにしても鍬で掻くにしても銭湯の湯桶一杯分が最大量だから孤爺にとっては天文学的回数だ。


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