トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

貧者の一投、積み上げて

2015-07-08 | 水辺環境の保全
 越境作業も終盤。ようやく三つの新池が出そろった。堤の締め固め、地盤沈下面の埋土の突き固めなど仕上げ作業は残っているものの十分実用に供する質で表現できた。メモを数えると、ここまでに要した日数は22日間、突き固め作業とオーバーフローの設置まで考えるともう一週間は必要だろう。とりあえず本格的な梅雨空の前に越境してのビオトープ改修作業は目途が付いた。土をどれだけ運んだのか数えてはいないしスコップで掘り取った回数も千の単位ではないだろう。「千里の堤も土の一投から」を実感するが、貧者たる者、何事も身を粉にしてしか為すことは出来ないものだ。
 それはともかくとして、水深のある上の池の下部、3枚目の棚に大水面を出現できた事は水辺の生物にとって環境多様性をもたらしたはずで、自己満足・自画自賛・「人知れず微笑まん」である。客観的には「何を物好きな…」と思われる事だ、くらい承知だから、まだ呆けてはいない。貧者だって一笑くらいするし池の上に張り出したネムノキは満開で花を添えてくれた。駄賃はこの程度だが、おりおりの「おまけ」が楽しみ。
  作業前 ➡  作業後        一投の集積
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