従前から欲しかった鳶口がようやく手に入った。すぐ上の兄と電話をしていた中で、知り合いに古物商がいることが判ったので照会してもらってヒットとなったのである。市内のリサイクルショップを何件か当たった事もしたのだが、需要のない物品があるはずも無く、新品を購入するほどでもなく、それっきりになっていたのである。
兄が見つけた後の電話で「柄は交換が必要」との話だったが、取りあえずは使用できる状態だった。宅配便で届いた時は柄と金具は外されていたのだが、そのまま差し込んでも緩みが出るので、皮を挟んで押し込んだ。これで水分により皮と柄が膨張して緩みが消えるはず。
年間を通して活用頻度の高い道具ではない物の、有ると無しでは作業効率が全く異なる道具の一つだ。これで丸太の処理作業が楽になる。道具とは本当に有り難い物である。