トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

流木は堤代わりに…

2025-02-28 | 水辺環境の保全

 取水地河床の保全整備は取水升が埋没したままで伏流水頼みの現状でも流路は埋没した取水升上を通しておかないと伏流水の維持が出来難い。そのため出水しても流路が蛇行し逸れない様に上流部河床保全と取水堰の在る右岸から離れ左岸流にさせない設えをしておく必要がある。現状では河原の砂礫を移動させて左岸側を高くしておく労力は無いので増水時に左岸流とならないよう逸脱流路を閉じねばならない。そのためには横たえる材が必要で、水の逃げ道となり侵食されやすい窪みを埋める必要がある。そこで出番なのが用途の無かった流木なのだ。

 今回、逸れ流を止めるために上下から太い材を鳶口を使い移動させて据える事が出来た。まだ所定場所まで移動させただけで据え付けは出来てはいないもののツルハシや鍬を用意してから据え付ければ河床浸食は押さえられるだろう。しかし最低気温がマイナス台で最高気温も一桁の大寒波下では肩が辛くなる。大寒波が去るまで一時のお休みをするしかなかったので現状は放棄状態。老馬、老骨に灸打って災の河原の砂礫掘り云々・・・。まあ、童子が賽の河原で石積みしている姿よりは虐待性は無い。

 ➡  ➡  この日は所定位置まで運んでおくだけ


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