トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

時期を逸したが掛けないよりはまし

2018-09-14 | 今日は真面目に
 庭のリンゴ、国光は落下が始まったから全て収穫し、フジはまだ青リンゴで実りは10月末ごろになる。国光も袋掛けはしておらずフジもそのつもりでいたものの様子を見ると吸汁被害が多い。
 先に熟した国光が消えたから更にフジが狙われるのは傷を見るまでもなく明らかである。そこで庭の草取りのついでに嚢掛けをした。普通はピンポン玉大の頃に実施する作業だ。

 初夏に摘果し残した果実は35個で、すでに吸汁被害を受けている果実は更に摘果して残りの15個にだけ袋を掛けた。
 国光は蟻や昆虫の食害が目立ったのだがフジは吸汁被害が目立っている。熟す時期も晩生なので甘味はのっていなかったと思うのだが、品種としては国光より糖度が高くなるので青リンゴでも熟した国光より甘く、糖度計で10度の数値が出た。

 15個だけの袋掛けでなんとか11月まで樹上におき完熟を目指す。産地のリンゴの様に玉の肥大は望めないのだが何年ぶりかのフジの熟果を食べてみる所存だ。

 先日の台風でリンゴ産地の落果を報道していたが袋を掛けていた樹は無く全て無袋栽培だった。放任栽培と商品栽培では手数も管理も桁違いなのは理解するが、リンゴの肌が傷んでいないのには感心した。
 リンゴに農薬を散布し防いでいるのか圃場に防除管理がなされているのか不明だったものの、小生のリンゴ栽培の経験から袋を掛けたり薬剤を使用しなければ綺麗な肌にならないだろうにと思う映像である。

     袋掛けをした         摘果した吸汁被害果  

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