鵯越の逆落としに先立ち、義経の台詞がそうだったとか・・・。その理屈で言えば「米もデンプン、シャガもデンプン」で、歌謡曲にもある「同じ雪に変わりなし・・・」の類だ。だからこそ「出来る!」と思ったらやらずにはおられない因果な性格の小生である。
「片栗粉」と表示されてもジャガイモのでんぷんで「もどき」ではあるけれど、米のでんぷん量は77%程度なのを確認してから片栗粉の量を決めた。この量はカップ1.5杯分に相当し、これで丁度1リットル容器を満たしてくれる。でんぷんだけではミネラル質が不足しているので菌のために出し汁で溶解したかったけれど昆布が無く、とろろ昆布を少々入れた。
熱湯を注いで糊化させても良いのだったが量が多すぎる。そこで鍋で糊化させた。さすがに糊化していく過程では粘度が上がり、泡立て器が変形するほどだった。60℃に冷まし乾燥糀を混入させて保温機で10時間、これはおかゆと同じ発酵時間である。
出来上がりはおかゆより上品に見える。糖度は屈折糖度計では測定上限値を超えて判定できなかったが、口当たりはお粥製より甘く感じた。味わいもすっきりして雑味が無く、お粥からの甘酒にある特有の味や匂いが薄い。それだけ口にしやすい万人好みに仕上がった感もあるものの、単純すぎてつまらなかった。
まあ、口とは贅沢なものだと思ったのが結論。
温度を測る ➡
糀と混合 ➡
濃厚な出来上がり
「片栗粉」と表示されてもジャガイモのでんぷんで「もどき」ではあるけれど、米のでんぷん量は77%程度なのを確認してから片栗粉の量を決めた。この量はカップ1.5杯分に相当し、これで丁度1リットル容器を満たしてくれる。でんぷんだけではミネラル質が不足しているので菌のために出し汁で溶解したかったけれど昆布が無く、とろろ昆布を少々入れた。
熱湯を注いで糊化させても良いのだったが量が多すぎる。そこで鍋で糊化させた。さすがに糊化していく過程では粘度が上がり、泡立て器が変形するほどだった。60℃に冷まし乾燥糀を混入させて保温機で10時間、これはおかゆと同じ発酵時間である。
出来上がりはおかゆより上品に見える。糖度は屈折糖度計では測定上限値を超えて判定できなかったが、口当たりはお粥製より甘く感じた。味わいもすっきりして雑味が無く、お粥からの甘酒にある特有の味や匂いが薄い。それだけ口にしやすい万人好みに仕上がった感もあるものの、単純すぎてつまらなかった。
まあ、口とは贅沢なものだと思ったのが結論。
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