トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

二つ池のエコトーン、存亡の危機

2020-12-23 | 小人閑居して憮然
 二つ池のエコトーンとして設えた突堤が威之志士様の跋扈蹂躙に遭い、一部は水面下に入ってしまった。湛水するための構造ではないので必須の部分では無いけれど不必要とも言えない大事な部分なのだ。冬場はエコトーンとして機能するわけでは無いからグダグダズブズブでも影響はないものの「ヌタ場」として習慣化されてしまうと後々悩みの種になる。
 思い切って消滅させてしまう案も考えたのだが、まあ、水商売が日常となった小生にとっては作業を自転車操業さえ失いかねないのであって、それでは姥捨て山セルフデイサービスが倒産する。とりあえず今回は水没部付近は水域にして規模縮小させた。

 この作業で護岸木として敷設していた丸太が、もともとは小径木なのに腐食して更に径が小さくなっていた。これでは護岸木としての役割を果たしにくい。200φ程度の丸太を調達し取り換えれば破壊工作は減少するかもしれない。なるべく自分に都合よく思考する希望的観測を捨てない事で維持できているのかもしれないけれど存亡の危機にあるのは間違いなく、プッツンしてしまえば1日で消去されかねないエコトーンなのだった。

 掘削し消去すれば掘削土は堤上端面を広げる用土になる。その意味では耐久性は向上するから威之志士様の跋扈蹂躙にも抵抗値は上がる。これを考慮すれば「撤去」の想いは撤去できないままなのだけれど、そうもいかないのが環境保全と言う奴なのだろう。まあ、環境保全の行動は大切で、だからこそ憂事なのに会食パーティー等々の保全活動、曳きも切らないのである。そして取材には「6人家族ならどうするの⁈」なんて、こんなエゴトーンに消滅の危機は存在しない。基を体現しているだけなのだから…。

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