トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

幾何回転体玩具作り 2 (オロイドとスフェリコン)

2016-02-01 | 何よりの楽しみ
 オロイドやスフェリコンは既に紹介されている幾何回転体であるが、両円盤の中心間距離が異なるだけで呼称が変わるのでややこしい。スフェリコンは半円形を二枚直交接合した形でオロイドは中心間距離が円の半径に等しく、√2×半径にしたのがツーサークルローラーと呼ぶのだとか。等重心回転体とそうでない回転体が含まれるとの事だが小生にはどっちでも良い。見た目には判別できず、ただ軽快に転がる楽しさだけで制作しているのである。
 今回は木工旋盤を借り受けられたから糸のこ盤で円盤をくり抜いた後、旋盤で外周を滑らかに出来た。ヤスリとサンドペーパー仕上げの一昨年までの作業とは手間も精度も段違いである。
 写真左からスフェリコン、オロイド、ツーサークルローラーとなる。おなじ径の円盤から切込み長さを変えるだけで制作できるが、スフェリコンは小さく見えてしまうから外形を10φほど大きくしておけば完成後の見た目は揃う。
 今回、外周の加工は平滑に仕上げただけなのだが、これだと転がる途中で接地する角が切り替わる。抵抗になるから外周断面はハマグリ型にし板厚の中心線を接地面にすると更に良く転がる。展示使用品だけはこの形体にした。歩いた時、裾から発生する風でも動くくらい軽快である。

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