時折雨模様の京都でしたが
京都国立博物館で行われている『大絵巻展』へ行って来ました。
今日から公開される絵巻もあるということでかなりの人出
20待ちという事でやっと中に入れました。
今回展示されている一つは皆さんお馴染みの「鳥獣戯画絵巻」ですが
この絵巻には甲巻と乙巻があります。
よく目にする兎や蛙が楽しそうにはしゃぐ姿は甲巻になります。
日本最古の漫画とも言われるこの絵巻ですが
平安時代後期に描かれたと言われています。
(4巻あるうちの後2巻は鎌倉時代に描かれたものもあります)
動きのある動物達が何ともユニークですよね~
甲巻の他、乙巻には麒麟や馬等々また違った動物が描かれています。
普段は京都市北西にある「高山寺」で貯蔵されていますが
そちらでもレプリカしか見ることができませんので
今回の展示はとても貴重な物です。
絵巻は大小様々なものがありますがこの「鳥獣戯画絵巻」は
思い描いていた物よりも結構大きな物で以外でした。
この他国宝「源氏物語絵巻」や「紫式部日記絵巻」等々沢山の展示がありました。
博物館を出て帰ろうとすると来た時よりも更に沢山の人が・・・
この行列で90分待ちだそうです。
1時間半待ちはちょっと考えちゃいますよね~
館内に入っても順路通り進もうと思うと行列が出来ていて
かなりの時間がかかると思います(全部見るのには2,3時間かかるかもです)
絵巻は部屋ごとに別れて展示してありますので
お目当ての絵巻を選ばれてその部屋を中心に鑑賞されるのも良いかもしれません。