京都&神楽坂 美味彩花
京都と神楽坂を行ったり来たり、風景などを綴っています。
 



朝の散歩ついで、久しぶりに中学へ行ってみました。

学校までの道のりには新しいお店ができていたり
友達の家は引っ越してビルになっていたりですが
学校の建物は昔と全く変わることなく、木だけが大きくなり生い茂っている感じです。

通学路を通ると昔同じ場所で友達と交わした会話が蘇り
本当に懐かしい気持ちで一杯に・・・

校地は加賀百万石前田候の下屋敷跡です。
江戸時代の武家屋敷後に建てられていた事は卒業してから知りました。
都立四中が建てられその後今の中学となったようです。

学校のすぐ裏は大日本印刷の大きな工場があり
その向こうには自衛隊市ヶ谷駐屯地があります。
この辺りはそれぞれがとても広く敷地を持つ為
学校も都会では珍しく広々とした校庭を持ち
今ではスポーツ競技等にも役だっているようです。

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この建物は外堀通りからアグネスホテルに上る坂の途中左側にある
「東京理科大近代科学資料館」です。
神楽坂周辺は昔から学校が多く、学生達で賑わう場所でもありますが
何と言っても本拠地を持つ「東京理科大」は筆頭にあげられる大学です。


かつて『東京物理学講習所』と言われてその後『東京物理学校』となり
今の「東京理科大」に至っています。
夏目漱石で有名な「坊ちゃん」の主人公も
この『物理学校』出身という設定になっています。
(北原白秋の詩「物理学校裏」にも歌われています)

明治時代に建てられた木造2階建て白亜の静粛な建築
『東京物理学校』の雰囲気を出来る限り残し平成3年に復元されたものです。

この資料館は誰でも自由に入館することができ
展示品は主に発明品や実験道具ですが
百兆まで計算できる中国のそろばんも置いてあり
計算技術の記した書籍等もあります。

今や九段下にも巨大な建物を持ち、野田キャンパスやその他
飯田橋駅ラムラにも入り、神楽坂には更なるビル計画もあるとか・・・
益々大きくなる理科大ですがルーツはいつまでも此処にあり続けるのでしょうね。



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